今回散歩するのは大府市にある「うなぎ処かとう」さんのご紹介です。
場所はJP大府駅と名鉄高横須賀駅の間にあり、車で移動の場合は知多道路大府インターで降りるとすぐそこです。
「うなぎ処かとう」の店主である加藤さんは、
名古屋名物である「ひつまぶし」を生み出した「あつた蓬莱軒」で11年間修行をし、
その腕前を認められ、ご自身でお店を創業する事になったそうです。
その証拠に、店内にこの様な口上書が飾られていました。
初めて見た口上書。一体何が書いてあるのか?と思いますよね?何が書いてあるかと言うと、
あつた蓬莱軒で料理人として11年間修行をし、その11年間の努力が実を結び、
人柄と料理技術が「あつた蓬莱軒」が認めるに相応しい能力を習得したので独立の許可を出しました。
今後も腕に磨きをかけ努力し続けますので、皆さんご贔屓にして下さい・・・。
的な事が書かれているのですが、私の訳し方が軽過ぎなのと、文章力の低さが露呈してしまいましたが、
師匠が愛弟子に最大限のエールを送った重く熱い気持ちが込められた口上書なのです。
店内はとても清潔で広々しており、隣の席との感覚もしっかり保っているので、コロナ対策も万全です。
テーブル席の他に、ゆったりくつろげる座敷席もありました。
厨房の中を覗く事ができる大きなガラス面があり、
自分の焼いているうなぎを見ながらウキウキしながら待つ事ができます。
厨房内もとてもピカピカしており、とても清潔感がありさらに安心です。
気になるメニューはこの様になっています。
使用している炭は紀州の備長炭。
一般的には火力が強い方が良いと思われがちですが、実は火力が強ければ良いと言う訳ではない様です。
紀州の備長炭は、低温で長時間燃焼し、煙が出す雑味が付かない事から、
炭火焼き調理に適しているので、炭からこだわる料理人に支持されています。
調理に最適な温度でうなぎを焼く事により、外はパリッ中はフワッと美味しくなるわけです。
その炭の証となる看板がこちら!
そして、うなぎはどうなのかと言いますと、三河の一色産です。
一色産うなぎは、良質な脂が乗っていて、皮が柔らかいのが特徴です。
ちなみに、うなぎと言ったら静岡県浜松市が思い浮かんだりしますが、実は一色産の方が生産量が多いんです。
あつた蓬莱軒での修行の成果を確かめる為にも、ひつまぶしを注文。
確かめるとか偉そうに言っておきながら、あつた蓬莱軒でひつまぶしを食べたのは15年以上前の事なので、
確かめるもなにも、思い出すのが精一杯。
ご主人にちた散歩の事情をお伝えしたところ、特別に厨房内での撮影させてもらいました。
こちらが味の決め手となるタレ。
これだけで丼一杯いけそうです。
紀州の備長炭で焼かれているうなぎ。厨房内は炭火の影響ですごく熱く、夏場は危険です。このうなぎが・・・
どーん!!
ひつまぶしには食べ方があります。
一膳目はそのまま
二膳目は薬味を加えて
三膳目はお茶漬けにして
残りはお好みでどうぞ!と言った感じで楽しむのが、ひつまぶしの醍醐味です。
普通のうなぎ丼もありますよ。
それとは別にうまき、うざく、肝焼きも。本来ならゆっくりお酒とともにやりたいところです。
こんな感じで焼いてもらいました。厨房の熱気で、撮影していた携帯が熱の影響でフリーズ一歩手前でした。
簡単そうで難しいであろうフライパンさばきがこちら。
コロナの時期だからこそ便利なテイクアウトも充実しています。
メニューをよく見ると、「ひつまぶし券」を発見!
送って喜ばれ、貰って嬉しいので、大切なあの方にプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
そして、帰る時に気付いたのがこの看板。
グループの中にうなぎが苦手な方が居たとしても、お肉があるから良さそうですね。
ちょっと贅沢したい時や大切な家族の記念日に、うなぎで心も身体もリフレッシュ!
一回で何度も楽しめる「ひつまぶし」を、地元大府で味わってみてはいかがでしょうか。
散歩したスタッフ:新美
うなぎ処かとう(ウナギドコロカトウ)
基本情報
住所:〒474-0047 愛知県大府市宮内町6-300
電話:0562-85-4730
定休日:水曜日・第三火曜日
営業時間:11:00~14:00 16:30~20:30
外部リンク
うなぎ処かとう: リンク先を開く
アクセス