今回は、日本最古の歴史書『古事記』にもその創建が記されている、日本屈指の聖地「出雲大社」でご利益のある御砂を頂いたというお話です。
出雲大社は「縁結びの神様」として有名ですが、実は境内にある特別な砂を頂くことで、さらに強力な厄除けや招福のご利益を授かることができるんです。
今回は、神々しい歴史のロマンとともに参拝方法から御砂を頂くための正しい手順までをご紹介します!
出雲大社の主祭神は、国造りの大業を成し遂げられた大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)です。
身近なところでいうと、大国主大神は七福神の「大黒様」としても親しまれ、福の神として厚い信仰を集めています。

出雲大社についても少し触れていきます。
神話「因幡の白兎」でも有名な大国主大神は、自らが築き上げた国を天照大御神に譲られました。
その際、大国主大神の住まいとして、天の神々が築いた壮大な宮殿が出雲大社の始まりとされています。
出雲大社の呼び方として、一般的には「いずもたいしゃ」といわれていますが正式には「いづもおおやしろ」と読むそうです。

旧暦10月には、日本中の神様が出雲に集まって人々の“すべての目に見えないご縁”について話し合うため、出雲地方ではこの月を「神在月(かみありづき)」と呼びます。
では、本題に移ってご利益のある御砂を頂く手順を紹介していきます。
出雲大社でご利益のある御砂を頂くには、「先に別の場所で砂を採取して持参する」という決まりがあります。
まずは出雲大社から西へ1kmほど離れた「稲佐の浜(いなさのはま)」へと向かいます。
ここにある大きな岩は「弁天島」といい、かつて島だったと言われています。


ここは国譲り神話の舞台であり、神在月に全国の神々をお迎えする神聖な海岸です。
この美しい海岸の砂を少しだけ分けていただき、これを持って出雲大社へと向かいます!
出雲大社へ到着し、境内へ足を踏み入れると、緑豊かな巨木に囲まれていて厳かな空気に包まれます。
可愛いウサギの石像たちを探しながら歩くのも楽しみの一つですね。




出雲大社には正式な参拝方法として「二拝四拍手一拝」があります。
一般的な神社では「二拝二拍手一拝」ですが、出雲大社では古くからの伝統として「二拝四拍手一拝」でお参りします。
・二拝(にはい):深いお辞儀を2回行います。
・四拍手(よんはくしゅ):胸の高さで手を4回叩きます。
・一拝(いっぱい):最後にもう一度、深いお辞儀を1回行います。
手を「4回」叩くのは、神様へより深い敬意を示すためとも言われています。
そして、出雲大社のシンボルといえば「神楽殿」の大注連縄(おおしめなわ)です。
2026年7月22日に新しい大注連縄に架け替えられました。
真下から見上げると、その圧倒的なスケールに圧倒されます。


そして、本殿の後方にある「素鵞社(そがのやしろ)」へ向かいます。
ここは大国主大神の親神である「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」が祀られており、境内でも特にパワーが強い場所だそうです。


「二拝四拍手一拝」で参拝を済ませたら、お社の床下にある木箱へ向かいます。
正しい御砂の頂き方は、お社の床下にある木箱へ、持参した「稲佐の浜の砂」を納めます。
それと引き換えに、もともと入っていた「出雲大社の御砂」を同量だけ頂きます。
※砂をただ頂くのではなく、必ず“交換”するのがルールです。
頂いた貴重な御砂は、綺麗に小分けにして大切に持ち帰りました。


素鵞社で清められたこの御砂は、「高いお清め・魔除けの効果」があると言われています。
写真ではわかりにくいですが、りんくう店の敷地の四隅に撒かせて頂き、神棚にもお供えさせて頂きました。





出雲大社への参拝は、伝統的な作法と歴史、そして神聖な体験を通じて、心穏やかになれる素晴らしい時間になると思います。
みなさんもぜひ、この特別な参拝ルートを体験してみてくださいね!
記事担当:りんくう店 飯田







