今回の知多散歩は、南知多町日間賀島にある『日間賀島 鈴円本舗』さんに、お邪魔させて頂きました。
『日間賀島 鈴円本舗』さんは有楽グループの景品で扱っている「島風 たこ」等のせんべい製造、販売しているお店です。
もともとは『鈴円有限会社』として、油とお酒を販売していたそうです。
それでは、『日間賀島 鈴円本舗』さんに出発です。
まずは、南知多町の先端に位置する港湾『師崎港』に向かいます。
港からは、名鉄海上観光船の高速船に乗って約15分で日間賀島 西港に到着します。
そして、日間賀島 西港から歩いて約1分!『日間賀島 鈴円本舗』さんが目の前に登場しました!!
早速、お店に入りましょう。
海産物が大好きなので、どの様な商品があるのか、「わくわく」「うずうず」が隠し切れません。
店内には、様々な商品がずらりと並んでいました。
お馴染みのおせんべい『島風』シリーズ。
そして、炊き立てのご飯に巻いて食べると絶品の『島のり』。
まだまだあります。
『たこめしのもと』や『焼きのり』、エビをたっぷり使ったおせんべいの『朝凪』『えび小判』、
そして『知多の地酒』も沢山の種類が販売されていました。
さらに、冷凍ショーケースの中には…、
『日間賀島産 極上 生たこ』や『ちりめんじゃこ』『たこしゃぶ』等々、お酒好きにはたまりません。
『朝凪』『えび小判』や『たこめし』をお酒のつまみに日本酒を頂いたら、なんと美味しそうな事か…。
考えただけで、喉が渇いてしまいます。
数多くの商品の中で、とても気になった物があります。
それは…タコのイラストがついた『日間賀・海ソース』です。
『日間賀・海ソース』は、タコ、しらす、ミル貝をオリーブオイルと合わせて作られたオイルソースだそうです。
スパゲティや炒め物などの料理にも使えるので、料理のレパートリーも増える事、間違いなしです!
今回、鈴円本舗さんが、こだわって作られている
「おせんべい」と「ソフト焼きタコ」を焼くところを、特別に見せて頂きました。
とても優しい店員さんで、丁寧に説明をしてもらいました。
最初は、「おせんべい」です。
作業を開始されるとき、店員さんの目が職人の目に変わりました。流石です!
まず、焼き台に素早く生地を均等にのせていきます。
そして、上からプレスして焼いていきます。
約3分焼いたら、一枚一枚綺麗に取っていきます。
文章では、伝わりにくいと思いますので、こちらの動画をご覧くださいませ。
ご覧いただけましたか?ものすごく手際よく、おせんべいを焼いていきます。
見ている方は、その凄さに唖然とするばかり…感動です!
次に「ソフト焼きタコ」!
ソフト焼きタコの生地をプレス機の上に頭を中心にして、足で巻くように丸く置きます。
そして、プレス!焼いている時は、キュ~~!という迫力がある音がしています。
画像では、音が出ないので、ご勘弁下さい。
約2分焼いたら、出来上がりです。
焼きたての「ソフト焼きタコ」はとても柔らかく、絶品の一言です。
獲れたての新鮮なタコを一気に焼く、日間賀島ならではの品だと思います。
『鈴円有限会社』さんは、今回、ご紹介した『日間賀島 鈴円本舗』さんの他にも、
日間賀島の新鮮な海の幸を取り扱っている『鮮魚 鈴円』さんも営んでいます。
店舗の場所は、『鈴円本舗』と異なりますので、ご注意ください。
『鮮魚 鈴円』さんにお邪魔すると…、
「貝」や「カニ」、「伊勢海老」、「ヒラメ」、「ふぐ」等々、新鮮な海の幸の測り売りにて販売されていました。
特に気なったのが…「ふぐ」。ふぐの毒の強さは、青酸カリの850倍にも相応します。
素人が購入して、家で捌く事は危ないので、やめましょう。
でも、安心してください。『鮮魚 鈴円』さんでは、ふぐを捌いてくれるのです。
今回、特別にふぐを捌くところを拝見する事が出来ました。
では、ご覧ください。
ご覧いただけましたか?あれよ、あれよという間にふぐが捌かれていきます。
それもすごい早さで!その時間、なんと2分30秒!そのスピードに驚くばかりです。
ふぐ一匹の状態から「皮」「身」「あら」「白子」に分別し「内臓」を処分する事を『身欠(みがき)』と言うそうです。
この『身欠』をおこなう為には、調理師免許が必要になります。
『身欠』後のふぐは、魚扱いとなりますので、一般の方でも調理する事ができます。
尚、捌きたてのふぐは、身が硬いそうです。
柔らかくする為には、捌いてから冷蔵で約60時間、(2日間半)ねかせて熟成させるそうです。
又、画像に「白子」が写っていませんが、「白子」のシーズンは12月半ば~2月末になるそうです。
『鮮魚 鈴円』さんでは、ふぐだけでなく、鯛やヒラメなども捌いてもらえます。
前日までに予約が必要となりますが、魚代+500円で「三枚下ろし」や「刺身の短冊」にしてくれます。
ちなみに、ふぐは魚代に『身欠』作業代が含まれます。
日間賀島に行った時は、帰る前日に予約をすれば、帰宅後に、新鮮なお刺身が食べる事ができますね。
今回は、おいしい「おせんべい」。そして、新鮮な「海の幸」を堪能しました。
この記事をご覧の皆様も日間賀島に行った時は、
『日間賀島 鈴円本舗』さん、『鮮魚 鈴円』さんに伺ってはいかがでしょうか?
きっと、ご満足していただけると思います。
今回、同行して頂いた、有楽グループの日間賀島出身の鈴木さんもきっとお待ちしている事だと思います。
流石、日間賀島出身!言葉の重みを感じます!
尚、鈴円本舗さんと鮮魚鈴円さんへの道のりも掲載しますので、こちらを参考にして頂いて、お越しください。
~鈴円本舗さん~
~鮮魚 鈴円さん~
…
散歩したスタッフ:りんくう店 堀尾
鮮魚 鈴円(せんぎょ すずえん)
基本情報
住所:〒470-3504 愛知県知多郡南知多町日間賀島新井浜7番地
電話:0569-68-2015
定休日:元旦のみ
営業時間:8:00~17:00
外部リンク
鮮魚 鈴円: リンク先を開く
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