今回のちた散歩で紹介するのは、豊田市市羽布町にある「羽布ダム」です!
以前、愛知郡東郷町にある東郷調整池を散歩した時「ダムカード」を頂いたことをきっかけに、全国にある多数のダムにもダムカードがある事を知り、収集意欲を搔き立てられました。
それでは早速2枚目のダムカードを貰いに行きましょう!
阿野店から豊田市内には15分位あれば行けるので、それほど遠くないと思い甘く見ていましたが、豊田市が意外とというかとんでもなく大きかった(豊明市の約40倍の面積)ので割と時間がかかりそうです。
まずは東海環状自動車道に乗り豊田松平ICで降りてから35分位かかります。
後半はほとんど山道です。
見通しが悪く少し狭くなっている所もあるので安全運転で向かいます。
最後はしばらくグルグル坂を上り、視界が開けるとダムが現れました!
思っていたより大きなダムですね!
羽布ダムは矢作川水系巴川に建設されたダムで堤高は62.5mもあるそうです。
ダムの上の道は解放されていたので、上からのぞいてみましたが高い所が苦手な私は怖くて腰が引け、写真を撮る時手が震え携帯を落としてしまうのではないかと不安でした(汗)。
下から見るとこんな感じです。
やっぱり大きいですね!
「重力式コンクリートダム」という形式でダム自体の重量で水圧を支えています。
地震に強く日本のダムの90%ほどがこの形式だそうです。
ダムの横?から少量の放水が行われていました。
少量と言っても結構な勢いです!
大雨の次の日にはメインのダムからの放水が行われるみたいなので狙い目ですよ。
今回の目的のダムカードをダムに隣接している羽布ダム管理所に貰いに行きます。
通常のダムカードともう一枚貰いました。
四季によって異なるカードが貰えるようです。
今回行った6月からは夏のカードでした。
また、羽布ダムによってせき止められて出来ている湖は「三河湖」という1周13.6kmある県下最大の人口湖でダム湖100選にも選ばれています。
三河湖には貸しボートがあり釣りを楽しむことができます(ニジマス、ワカサギ、ブラックバスなど)。
周りには商業施設があり、バンガローやキャンプ場もあります。
歩道が無いのでジョギングやウォーキングをしている人はいませんでしたが、バイクでツーリングをしている人を何組か見かけました。
帰りに小腹が空いたので豊田名物の五平餅を頂くことにしました。
とても大きくてビックリです。
おやつ感覚で食べようと思っていたのですが満腹になってしまいました。
また、見た目がダムにそっくりなダムカレーを販売しているお店も近くにありましたよ。
見学に行く前は特別ダムが好きという訳ではありませんでしたが、思ったより楽しめて有意義な時間を過ごすことができました。
私の以前のダムの認識は、貯水、治水、また水力発電など私たちの生活に欠かせないものというだけでわざわざ見に行くという考えは無かったですが、最近はダムを観光に訪れる人が増えているようです(私もその中の一人になりました)。
ここでダム初心者の私がダムの魅力を説明していきたいと思います。
まずはとても大きくて迫力があります(日本では基本的に堤高が15m以上のものを指します)。
今回見た羽布ダムは堤高が65mもありその大きさに圧倒されました。
また、常に見られるわけではありませんが、ダム放水も迫力があります。
形や作りも様々で見ていて楽しいですし、どうしてそういう作りになっているのか興味が湧いてきます。
今回の羽布ダムの様にダム見学以外にも自然が満喫できたり、グルメを楽しんだりできるのも嬉しいですね。
交通費はかかりますが、ダム見学自体は無料なのであまりお金を掛けずに楽しめます。
もちろんダムカードも無料でもらえます。
どうですか、ダムを見に行きたくなりませんか?
普通に生活していては中々見られないものですが、一度自然の中にある巨大な建造物に圧倒されてみてはいかがですか?
散歩したスタッフ:阿野店 堀
羽布ダム(はぶだむ)
基本情報
住所:〒444-3206 愛知県豊田市羽布町
駐車場:有り
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