春の山車まつりMAP
今回ご紹介するのは、下半田地区です。
4月21・22日の2日間で開催されました。
21日は天気にも恵まれましたが、22日は残念ながら雨になり午前中の町内曳きにて、正午で4組曳き別れとなりました。
今回は21日のお祭りの様子をご紹介します。
午前7:15~11:30頃に掛け町内曳きまわしがありました。
『豆知識』
下半田地区は、古くから醸造業や海運業が盛んで、祭礼の歴史も古く元文4年(1739)には既に山車が存在しているとされています。下半田村八幡宮祭礼において神輿神幸(みこししんこう)と警固役の山車の曳きまわしが行われ、その後文政5年(1822)9月に同じく業葉神社より宵祭りの御神幸の儀式を中心に山車、三番叟、子供神子舞、獅子舞、笹踊り、俄狂言(にわかきょうげん)などの芸能も奉納されていたようです。
現在の下半田地区の祭礼の様式である業葉神社の御神体が神輿(みこし)にて村内をめぐる神幸(しんこう)を行いその後を神幸先神社地区の山車を先行に全ての山車が加わり神輿を警固していく祭礼神事の形態がかなり早い時期から完成されていた様です。
午後14時~18時半頃まで業葉神社にて集合して夜を待ちます。
南組護王車の上山からくり人形二福神「恵比寿大黒天」は、130年間休演していましたが九代玉屋庄兵衛氏により「恵比寿・大黒・宝船」を新調し平成23年(2011年)春にお披露目となりました。
宵の7時頃になると各組の山車は、上山を高く掲げ提灯をともします。
その数は、1輌につき約200個(本来は365個)といわれ、まるで山車が闇の世界に蘇ったようになります。
北組唐子車の提灯の付け方は、他の3組とは異なり、
互い違いに取り付け『千鳥(ちどり)』とも言われます。
(上記写真の一番右側)
提灯を灯し山の神神社へと曳きだしされ集合します。
午後20時30分ごろ山の神神社を出て、4組の曳き別れが行われます。
今回、散歩人はお祭りに参加し写真が足りず・・・。
また、2月の住吉サービスキングも中組さんで祭りに参加していました。
次回は、4月に半田市以外で行われた山車祭りを番外編として御紹介します。
散歩したスタッフ:堀尾