皆様こんにちは、新田情報局です。
この原稿を書いているのは2月頭、朝と夜の冷え込みが激しくてコタツから出れません。
そして睡魔に襲われ、いつしか寝てしまっているという風邪ひくにはもってこいの生活を日々送っています・・。
さて、自分が年末にお届けしたこちらの記事を覚えていますか?
ご覧になった方多いと思いますが、いや~何度観ても競馬史に残るにふさわしい名勝負でしたね!!!
ついでなので、また観ちゃいましょう♪
世界最強、絶対王者の「イクイノックス」を唯一負かしたことのあるダービー馬「ドウデュース」が見事その実力を証明し、このレースを最後に引退を表明していたGI3勝馬「タイトルホルダー」が3着に粘り込む、何ともドラマチックな結果となりましたね。
ただ自分はというと、記事で事前告知した本命馬「スルーセブンシーズ」は12着・・・。
あれだけ偉そうに見解を述べたにもかかわらず、残念ながら馬券内に来ず惨敗(涙)
ただ皆様、あえて言い訳をさせて下さい!!
今回の惨敗は度外視していい程の明確な敗因があったことに気づいたでしょうか?
最終コーナーを回って直線に入り、さあここからという時です。
1番人気「ジャスティンパレス」横山武騎手の強引な“斜行”のせいで、まず並走していた昨年のダービー馬「タスティエーラ」が外からぶつけられてバランスを崩し、さらに内側を並走していた「スルーセブンシーズ」と挟まれて接触したことにより、見せ場なく終わりました・・。
そしてレース翌日には、この接触が原因の打撲が判明し、治療に半年かかるとのことで「スルーセブンシーズ」引退が発表されました(泣)
パトロールビデオで見るとよく分かりますのでご覧下さい。
“斜行”とは簡単に言うと馬が斜めに走ることで、騎手はそれを修正する責務があります。
ある条件下では斜めや横への進路変更は認められますが、条件を満たさない明らかな危険性があるとみなされた場合は、騎手に対して制裁が科されます。
実際に今回の「第68回有馬記念」においては、横山武騎手に対してJRAから制裁が科されました。
一歩間違えれば、騎乗馬だけでなく周りの馬も巻き込んでしまう落馬事故につながります。
個人的に横山武騎手は好きだし、勝ちに行く騎乗をしたのは承知していますが、C.ルメール騎手や武豊騎手などの一流ジョッキーとの騎乗技術の差、ベテランと若手の顕著な差を感じてしまいました。。。
しかしながら、どんな不運や不利が起きたとしても、それがレースであり、やり直しはないので、どんな結果になろうと受け入れるしかないわけです。
そして2024年、競馬界もまた新しい1年の幕開けです。
この記事が公開される数日前の2月18日(日)『フェブラリーS』から、競馬ファンの期待と夢を乗せたGIレースが合計24レース開催予定です!!!
さあ、今年はどんなHEROたちがターフで待っているのか。
興味がある方は、ぜひ自分だけのHEROを見つけてみて下さい♪
記事担当:新田店 小久江