皆様こんにちは。衣浦情報局のお時間です。
早いもので、今回で5回目の登場になりました僕、峰松パティシエがお送りして参ります。宜しくお願いします。
本格的に冬が到来してすっかりと肌寒くなってきました。
おうちで過ごす時にはエアコンなどの暖房が、
また外出の際には厚手の上着が、しばらく手放せなくなりそうな日が続いていきそうですね。
そんな冬だからこそ美味しく食べられる果物、みかん、柿、りんごといった、これからの季節にバッチリな品々を、
有楽グループ各店舗ではカウンター景品コーナーにて種類豊富に取り扱っております。
景品交換の際には、ご家庭へのお土産としても喜ばれること間違いなしの冬の果物をぜひご覧になっていって下さいませ。
さて、今回はそんな果物を主に使用した簡単なデザート作りに挑戦してみました。
その名もずばり、九龍球(クーロンキュウ)!
まったく聞き覚えのない名前のデザートですが、九龍という語感からほのかに漂うアジアンテイストの香り。
いったいどのようなものが完成するのでしょうか・・・・?
【用意する材料と道具】
・製菓用ゼリーの素 1袋(5g)
・砂糖 5g
・お好みのフルーツ 数種類
・水またはお湯 200ml
・丸い氷を作成できる製氷皿 1組
① 製菓用ゼリーの素と砂糖を計量カップに入れて、電気ケトルなどで温めたお湯を注いでしっかりと溶かしておきます。
お鍋などを使って水から調理する場合は水を沸騰させた後、だいたい50度〜60度くらいの弱火で材料を溶かすと良いでしょう。
※ゼラチン(タンパク質)は熱に弱い性質があるために、高温で長く調理しすぎると成分が変質してしまうため、
冷やしても具材がしっかりと固まらなくなる場合があるのでご注意ください。
② 用意したゼリー液をなみなみと注いで行きます。
適度な大きさにカットしたお好みのフルーツを製氷皿の丸いくぼみに並べていきましょう。
受け皿にゼリー液が行き渡ったら、上皿でしっかりとふたをして、
球体の上部に空いている小さい穴から容器の内側が満タンになるまで残りのゼリー液を注ぎこみます。
製菓用の注入器があるとこの工程がやりやすくなります。
または食品保存バッグの角をハサミで小さく切って代用品とする方法もあります。
③ 冷蔵庫に入れて1時間ほど冷やしてしっかりと中身が固まれば九龍球の完成です!
(今回は固まり具合を確認する為に薄く外側に液体を張ってみました。)
④ 製氷皿のふたをゆっくりと開いて出来映えを確認しましょう。
急いで開こうとすると球体が崩れてしまうので緊張の一瞬です。
ゼリーを器に盛り付けたらお好みで炭酸水やシロップなどで味付けを行えばアジアンスイーツ・九龍球の完成です!
アレンジパターンとして寒天ゼリーの素を使ったり、牛乳や果物ジュースを割り材に使用することで、
味や見た目も工夫の余地があって楽しいですよ!
いつもはそのまま食べているフルーツですが、この様にちょっとしたアクセントをつけてみるのはいかがでしょうか?
★衣浦情報局 毎月2日&16日更新★
記事担当:衣浦店 峰松