「有楽は昔、八百屋だった」
この言葉、見たり聞いたり事はありますか?
知多半島情報誌「STEP」さんの裏面でも時々このフレーズを使用していましたので、
ご存じの方が少しは居らっしゃるのでは?
これは本当の話でして、現社長の祖父の代から卸しから小売まで青果を扱う仕事をしていました。
その名残でパチンコ店であるにも関わらず、現在でも新鮮で美味しい果物が景品コーナーに並んでいると言う訳です。
何よりこの帽子がその証です。
この帽子は競り帽と呼ばれ、競りに参加する方にしか与えられない特別な帽子です。
ちなみにこの帽子に刻まれた「乙太(オトタ)」の文字。
この話はまたいつかご説明させて頂きます。
そんな歴史のある有楽自慢の果物を
なるべく早くコマ目に新鮮でフレッシュな情報を皆様にお届けする為に、
「有楽青果部」を立ち上げました。
これからも今までと特に何も変わる事はありませんが、
新たに「有楽青果部」として情報発信して参りますので、
今後とも有楽自慢の果物をよろしくお願い致します。
という訳で早速、入荷中やこれから入荷する可能性のある果物を紹介していきます。
果物を紹介するには甘さがどれ位なのかが一番知りたく、わかり易い情報ではないのか?
と思いましたので「有楽青果部」の新たなアイテムとして、「デジタル糖度計」を購入する事から始めました。
糖度計をご存じない方へ
糖度計とは一体何かと言いますと、果物の糖度を計測する機器の事です。
糖度計にもアナログとデジタルがありますが、
デジタルの方が撮影向きでしたので、有楽青果部としてはデジタル糖度計を選択しました。
くまモンが可愛かったのでついついこのデザインを選びました。
そして糖度とは、100gの液体の中にどのくらい糖分を含んでいるかを表したもので、
例えば糖度10%なら100gの液体の中に10gの糖分が溶けていると言う事になります。
ですが、単純に甘いから糖度が高いと言う訳でもありません。
糖度とは別に酸度(酸味)があります。
例えばレモンは酸度が強いので、酸っぱさが先に感じてしまい、
甘みはあまり感じられませんが、実は糖度は高かったりします。
分かりやすい果物で例えると、レモンと苺は結構似た様な糖度だったりします。
その他、色んな青果にまつわる耳寄り情報なども発信していきますので、
今度とも「有楽青果部」をよろしくお願い致します。
記事担当:本部 新美