今年も旬がやってきました!!
今回は「巨峰」についてあつあつに語っていきます(o^ ^o) /
ではまず、巨峰についてご紹介。
正式な品種名は【石原センテニアル】
果皮は紫黒色。大粒で果肉はぷりぷりキュッっとしまっていて多汁。
香りが良く、甘みが強くてやさしい酸味があります。
巨峰は日本人が好むブドウとして、現在日本で作られているブドウの中では最も多く作られ、
全体の約35%を占めています。
巨峰はもともと種がある品種ですが、近年では種無しの方が好まれる傾向にあるため、
ジベレリン処理(房に人体への影響は無い薬品をつけて、種無しにする。)された、
種無し巨峰が多く出回るようになりました。
美味しい巨峰を選ぶには、
皮の色づきが濃く、粒が大きくふっくらしているもの。
軸が茶色く枯れてしまっているものは収穫から日が経っているので、
なるべく軸が緑色で全体がみずみずしいものが良いでしょう。
皮に白い粉(ブルーム)が多くついているものほど新鮮です。
このブルームですが、以前デラウェアの記事でお勉強したのを覚えていますでしょうか?
忘れている方もいると思いますので、もう一度お勉強してみましょう♪
ブドウの表面に付いている白い粉は一見、「汚れや農薬?」と思う方もいると思いますが、
いやいやいや~ヾノ ;-д-`)違うんです!!
ブドウにとって、とっても大切な存在なんです!!
ブルームの役割
*雨や朝露などの水分をはじき病気を防ぐ。
*果実から水分が蒸発するのを防ぎ新鮮さを保つ。
*温度や湿度など環境の変化から果実を守る。
ブルームで、その果実が新鮮かどうかの目安にもなります。
なので、水洗いせずに保存して下さいね。
そしてこのブルームですがブドウだけではなく、
ブルーベリーやスモモ、りんごなどの果物にも付いているので、
それらの果物を選ぶ時にも、参考にしてみて下さいねっっ。
さて続いて巨峰の栄養成分をご紹介。
巨峰の秀でた栄養成分は【ポリフェノール】です。
アントシアニン・レスベラトロール・カテキン・タンニンなどなど、
色んな種類のポリフェノールが含まれています。
これらのポリフェノールにより、
美肌やアンチエイジング、生活習慣予防など美容や健康に関する効果が見込めるのです。
そんな素敵な効果たっぷりの巨峰ですが・・・
「皮が上手に剥けないからイヤ~」って方いますよね~。
最近は皮ごと食べられるブドウも多いですから余計にストレス感じがち。
そこで皮をキレイに剥く方法を調べてみました。
① お尻から皮を剥く。
茎から粒を取った時に開いた穴のところから剥いてしまいがちですが、
反対のお尻から剥いた方がスーッとキレイに剥けます。
② 湯むきする。
沸騰したお湯の中に20秒ほど粒を入れた後、氷水に移します。
これだけで、皮と実をつなぐ成分が熱で溶けたのでツルッと皮が剥けます。
簡単な「ひと手間」で美味しく頂けますね(●´3`)~♪
ちなみに私は、湯むきをした巨峰を冷凍庫で凍らせて
お風呂あがりにお口にポイッとするのが大好きです!!
でも実際は、皮にたくさんの栄養があるという果物あるあるですが、巨峰も例外ではありません。
たくさん皮にも栄養があるので本当は皮ごとと言いたいところですが、
皮が硬いのでたくさん食べるとお腹を壊してしまうかもしれません。
皮もしっかり頂きたいという方は、スムージーやジャムにするのがおすすめです☆
これから夏本番で、巨峰の時期も本番です。
実がプリップリで、果汁がジュワ~な巨峰を是非ご賞味ください(○゚ε^○)
記事担当:青果部看板娘 間瀬