今回の知多散歩は駅前店の榊原が担当します。
今回お邪魔させていただきますのは「榊原ふとん店」さんです。
布団の打ち直しって聞いたことありますか?
僕は普段布団を使って寝ているんですが、だんだん布団がペラペラになっていくのを感じるんです。
これは中の綿がだんだんと体重で押し固められて起こる現象なんですけど、これを元のふかふかの状態に直すのが打ち直しです。
そんな打ち直しの手順を少しだけ見学してきたので、今回はここで紹介したいと思います。
お客さんに選んでもらった生地とたくさんの板状にされた綿があります。
この綿は打ち直しが終わったものだそうです。
確かに見た目からふかふかなのが分かりますね!!
生地の上に綿をたくさん積み重ねていきます。
綿を成形しながら生地の大きさに合わせた量を積み重ねていく姿はまさに職人といった感じです。
腰の部分を盛り上げて積み重ねることによって、人間の身体の曲線にフィットするようにしているそうです。
ひとしきり綿を積み重ねる作業が終わるとこんな形になります。
まだ布団の形じゃないからここからどんな風に成形していくのか楽しみですね。
ここで出来上がった綿の山を生地の大きさに合わせて折り曲げていきます。
こうして中心に向けて折り曲げられた綿は最終的にこんな形になります。
もう完全に布団の形ですね。
見た目からふかふかなのが伝わってきますよね。
なんか丸みがあってちょっとかわいく見えてきました。
これで生地の中に入れて完成かと思ったらまだ折り曲げた分、真ん中がへこんでいるのでそれを補強するのだそうです。
こうして補強し終わったものがこちらです。
一気に仕上がった感じですね~。
真ん中がこんもり上がっていてこのまま寝ても気持ちよく眠れそうですね!!
この出来上がった綿を生地の中に入れていきます。
あとは生地の口を閉じて糸で中の綿がずれるのを防止する為に生地と糸をとじる作業をします。
とじる作業が終わったものがこちらです。
見た目でふかふかなのが伝わってきますよね!!
中の綿が外に出てきそうなぐらいパンパンに詰まっているのが分かります。
これが何年か使っているうちに僕の家の布団みたいにペラペラになってしまうのかと思うと、打ち直しの必要性を感じますね。
ちなみにお値段はシングルのふとんで12,000円からだそうです。
生地や中に入れる綿の量でも値段が変わるみたいです。
眠りの質をワンランク上げる手段としていつもの布団を生まれ変わらせるのはいかがでしょうか?
散歩したスタッフ:駅前店 榊原
榊原ふとん店(サカキバラフトンテン)
基本情報
住所:〒475-0924 愛知県半田市東郷町3丁目21−5
電話:0569-21-0193
定休日:火曜日
営業時間:平日 9:30~18:00、土日 9:30~18:00
アクセス