※この記事は、2013年に執筆されたものです。
突拍子ですみませんが、『ごんぎつね』と聞いて、何を思い浮かべますか??
実は、この『ごんぎつね』とは、1932年に新美南吉が書いた代表的な作品です。
この童話は、南吉の出身の愛知県知多郡半田町(現在の愛知県半田市)岩滑(やなべ)地区の矢勝川や、
隣の阿久比町にある権現山(ごんげんやま)を舞台として書かれています。
軽くあらすじを書きますと…
小狐『ごん』は、村で悪戯ばかりをしていました。
ある日、村人の兵十が捕っていた魚やウナギを逃がしてしまいます。
その後、兵十の母親が亡くなりました。
『ごん』は、捕っていた魚は母親の為だったと知って後悔しました。
それから『ごん』は、償おうと栗やきのこを兵十の処に届けます。
しかし、数日が経ち、兵十は「また、悪戯に来た」と思い、『ごん』を撃ってしまいます。
『ごん』の側に栗があるのを見つけた兵十は、栗を運んでくれたのは『ごん』だったと気付いたのでした。
私も小学校の時にこの作品を読んで、少し悲しい気持ちになったと共に凄く感動したことを覚えています。
この『ごんぎつね』を書いた半田市を代表する童話作家『新美南吉』が、
今年で生誕100年をむかえるにあたり半田市では、色々な催し物が行なわれています。
詳しくは『新美南吉生誕100年公式ウェブサイト』をご覧ください。
各会場を少しではありますが、ご紹介します。
まず、『新美南吉の生家』です。
そして、『岩滑八幡社(やなべはちまんしゃ)』です。
ここの境内を通って、生家と養家を往復し、色々名な話を聞き、遊んだと思われます。
新美南吉の母校であり、教鞭をとった『半田市立岩滑小学校』です。
『新美南吉記念館』の周りの沢山の「のぼり旗」。
記念館の近くを流れる矢勝川沿いに咲く『彼岸花』
彼岸花は、『ごんぎつね』のお話の中で兵十の母親のお葬式の場面で登場しているのです。
各会場には、下の写真の様な『ガイドMAP』がありますので、散策の際ご利用になってみてはいかがでしょうか。
又、10月19日に『生誕100年記念 南吉つぁんの山車揃え』もおこなわれます。
こちらも楽しみな企画ですね。
私たちの有楽住吉店は、南吉生誕の半田市岩滑地区のすぐ近くにあります。
『新美南吉生誕100年』におこしの際は、お立ち寄り下さいませ。
散歩したスタッフ:堀尾&Kunomon
新美南吉生家
基本情報
住所:〒475-0966 愛知県半田市岩滑西町1丁目10−1
電話:0569-26-4888
定休日:毎週月曜日・第二火曜日
営業時間:9:30~17:30
外部リンク
新美南吉記念館ホームページ: リンク先を開く
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