(祝´∀`o)ノ.+。あけましておめでとうございます。+.ヽ(o´∀`祝)
2024年が皆さまにとって明るく希望に溢れる1年となりますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします(՞ ܸ. .ܸ ՞)”
めでたい新年一発目の知多散歩は、武豊町にある『合名会社 中定商店』さんにお邪魔してきましたヽ(o´3`o)ノ
有楽グループの店舗が3店舗あり、私の地元でもある武豊町といえば、味噌・たまり造りが盛んな町として知られていますよね。
以前の知多散歩では『合名会社 伊藤商店』さんに伺い、勉強させていただきました。
合名会社 中定商店さんの場所は、247号線を通る時に分かっていたつもりでしたが、電話で伺うと247号線から中に入った場所にあることが判明。
大通りに立派な樽の看板があり目を引く為、よく間違えられるとおっしゃっていました。
Googleマップで下調べし向かうと、まるで旅行に来たような風情のある建物を発見しました。
駐車場は【直売店「本蔵」】の奥にある【醸造伝承館】の前にあり、さらにその奥には醸造蔵が立ち並んでいます。
2016年に登録有形文化財(建造物)に登録されたのが、蔵を改装してできた、直売店「本蔵」と醸造伝承館、味噌作り教室などを開催している【昭三蔵】です。
昭三蔵の名称の由来は、昭和3年に建築されたからで、直売店「本蔵」は昭和2年建築で【昭二蔵】、醸造伝承館は大正5年建築で【大五蔵】と命名されています。
直売店「本蔵」に伺うと、夕方近くだったので暗くなる前に醸造伝承館へ案内していただきました。
醸造伝承館は入場無料で見学できます(要予約)。
醸造伝承館の中は創業当時からの醸造用具が展示され、まるで博物館のようです。
数多くの貴重な資料もあり、豆味噌・たまりの歴史に触れることができます。
見学しながら説明もしていただいて、武豊町の醸造の歴史をまた勉強することができました。
当時の物流は船舶で行われていて、今では想像できませんが、近くを流れる堀川から運搬用の桶を転がし船に積み、三重県まで運ばれていました。
三重名物の伊勢うどんにたまりが使われていて、多く出荷されたそうです。
その桶に貼られていた商標の古今も見ることができます。
城のような階段を上ると、当時使われていた様々な道具や看板などが整然と陳列されていて、澄んだ空気の中でタイムスリップしたような感覚になります。
本当に無料で良いのか考えてしまう程、貴重な時間でした。
次に醸造蔵へ案内してもらいました。
醸造蔵に近づく程かぐわしい香りが漂い、麹菌、乳酸菌、酵母などの〝体に良い良質な菌〟を体感できます。
醸造蔵の扉を何度か抜けて一番奥の蔵に案内していただくと、大きさに圧倒される大杉で作られた八尺桶が保管されていました。(※八尺=約2.4メートル!)
昭和9年に建てられた醸造蔵の中で八尺桶を作るために、昭和12年に千葉から桶職人に来てもらったそうです。
ただ、準備が整って仕込みに入る段階で、太平洋戦争が激しくなり、大豆が入ってこない、作っても軍に納めなければならず赤字になってしまうなど苦しい時代を乗り越えてきたそうです。
当時はフタも手に入らずハスの葉を乾かしたもので代用し、歴史を語るものとして今も保管されています。
八尺桶はその大きさ故に作業が大変になってしまう為、今は管理のしやすい容量5トンの桶を使用しているそうです。
醸造蔵を出て、直売店「本蔵」を拝見しました。
趣のある外観にマッチした店内は、蔵を感じる和モダンなテイストで、陳列された商品がより引き立ちます。
私がいる間にお客様がいらして、贈答用に購入されていました。
手に入りにくい味噌・たまり商品を贈られる側も嬉しいですよね。
県外からもよく買いにみえるそうですし、リピーターの方も多いのだとか。
私ももちろん欲しいのですが気になる商品が多すぎて選べず、アドバイスを受けて【十水(とみず) 宝山たまり】と【あまみそ】を購入しました。
たまり初心者の私は、宝山たまりがスーパーでは中々取り扱いがないのと、【幻蔵(げんぞう) 宝山たまり】が〝天然醸造させた味噌から自然にしみ出た汁を桶の底から引いた生引(きびき)たまり醤油で、わずかしかとれない貴重な品〟なので、とてもそそられましたが、まずは、幻蔵 宝山たまりと同じ製法であっさりとした味の十水 宝山たまりから挑戦してみることにしました。
あらゆる料理に使えるので、レパートリーも増えそうです。
濃厚な色から塩分が多いイメージですが、薄色の白醤油や白だしよりも塩分が少ないそうです!
たまり醤油の原料は大豆と食塩のみで、大豆の旨みとたんぱく質が豊富という素晴らしい調味料なのです。
わさびと合わせて焼き肉のタレとしても使える裏技も教えていただいたので、さっそく試してみます♪
【あまみそ】は、三年熟成の宝山味噌に粗糖、本みりん、生姜、蜂蜜などが入っています。
豆味噌の宝山味噌と迷いましたが、よりお手軽に色々な料理に使えるのであまみそに決定。
TV番組の満天☆青空レストランで紹介されたそうです!
今回は奥様に丁寧に案内していただき、とても勉強になりました。
帰る前に六代目当主のご主人もみえたので、中定商店の娘さんである奥様と一緒に写真撮影に応じていただきました♪
ありがとうございます(pq´v`*)
味噌のプロから学べる味噌作り教室(https://www.ho-zan.jp/wp/?p=1196)があるので参加してみたいのと、まだまだ気になる商品がたくさんあるので、次回も買いに来たいと思います。
ぜひ、合名会社 中定商店へ足を運んでみてください♪
散歩したスタッフ:砂川店 野田
合名会社 中定商店(なかさだしょうてん)
基本情報
住所:〒470-2343 愛知県知多郡武豊町小迎51番地
電話:0569-72-0030
直売店「本蔵」
定休日:土、日、祝日、年末年始、お盆
営業時間:9:00~18:00(11月から2月まで 9:00~17:30)
醸造伝承館
休館日:日、祝日、お盆、年末年始
営業時間:9:30~17:00
外部リンク
中定商店: リンク先を開く
アクセス