皆さん、歴史は好きですか? (・_・|柱|
今回は半田の歴史を探求してみたいと思います。
半田といっても有楽センター付近の有楽町の歴史です。
まずご紹介致しますのは、有楽センターのお隣にある『鳳出観音』です。
『とりでかんのん』『鳥出観音』『砦観音』いろんな書き方がある様です。
元旦の午後に行ってきました♪
山門に続く石段・・・すごく年期を感じます
まるで砦のような石垣
本堂には観音様
弘法大師(空海)
38体のお地蔵様
春は桜や梅の花が綺麗に咲きます。
さて、この鳳出観音が築かれたのは1543年でした。
知多侵攻を図る水野信元(徳川家康の伯父)が『成岩城』を攻める為の軍事拠点として砦を築いた様です。
それで『砦観音』とも書くのですね。
そして合戦後に観音が築かれたようです。
残念ながら当時の遺構は残っていませんが、石垣など当時の雰囲気はとても感じます。
・・・!!
「侵入しようと試みる者が!?」
と、これぐらいの急斜面ですので、簡単には登れません。
対岸の成岩城と対峙
対峙する『成岩城』は平山な土地に建てられた城で、長い構造だった様です。
現在、有楽町七丁目の台地にある成岩城跡地には石碑が建てられています。
なかなかたどり着けずに住宅街をさまよってしまい、完全に不審者でした・・・。
城主の榎本了圓と、多くが農民である城兵は必死に戦いましたが落城してしまったそうです。
この場所で500年前に合戦があったと思うと不思議な感じになりました。
さらに500年後にはどうなっているのでしょうか?
たまにはこうやって地元の歴史を振り返ってみるのも良いものですね(^^
何だかとっても浪漫を感じた1日でした♪
散歩したスタッフ:有楽グループ 本店 戸田・市野