半田市内で3月下旬~5月上旬にかけて行われるお祭りをご紹介していきます。
まずは半田市が発行したポスターと各地区の山車(だし)運行予定パンフレットです。
山車の運行予定など手放せない情報が記載されています。
それでは実際に山車が運行され、
古来より今なお受け継がれている乙川(おっかわ)祭りからご紹介します。
乙川祭りとは・・・
神輿(みこし)にのった神様が八幡社から若宮社に渡御(とぎょ)し翌日還ってくる、二日間にわたる神事が乙川祭りです。このとき神様をおまもりする為に四輌のお車が曳きだされます。
宝暦5(1755年)年にかかれた『乙川村祭禮絵巻』(おっかわむらさいれいえまき)が示すように古来よりこのかたちが確立されており今に受け継がれているのです。
乙川祭りの最大の見せどころと言えば、ずばり『坂上げ』!!
とにかく凄いの一言!圧巻です!!
坂上げとは
八幡社前の急坂を、若者達が先を争って梶を取り合います。
取り合う若者達の姿は豪快そのもので、別名『ケンカ祭り』とも言われています。
かつてはこの坂上げの際に一番梶を守り通した若者は、乙川一の娘を嫁に出来ると言われたそうです。
(一番梶とは、御幣下の梶棒の最先端をいい、この場所を『ちょっさき』と呼びます)
八幡社坂上げを行い、境内に整列した四山はからくりと神楽の奉納を行います。
若宮神社での山車参列の風景です。
昼間とはガラッと雰囲気が変わり提灯をつけた
夜の山車は、幻想的でかなりの感動を覚えます。とにかく感動そのもの。
もっともっと伝えたいのですが・・・。
次回は4月14日・15日に行われるお祭りをご紹介します。
ご期待ください。
散歩したスタッフ:堀尾