『思いやり』
これは、自分が日々大切にしていることです。
自分は学生時代に野球をやっていて、そのときにとても厳しく言われたのが
相手を思いやるということです。
たとえばキャッチボール。
相手にボールを投げる時にただ漠然と相手に向かって投げるのではなく、
受ける側が取りやすい場所・次の行動に移りやすいところに投げるという事。
グランド整備では次に使う人が使いやすい様に心がけるなど、
他にもさまざまな場面で、相手を思いやる行動を学ばせて頂きました。
仕事でも、プライベートでも、この教えが大変貴重な財産となっています。
接客業においても重なる部分が多々あります。
お客様に話しかける時には、相手が聞き取りやすい様にはっきりわかりやすく喋る
ということを心がけていますし、遊戯台が手垢などで汚れていれば、
次に座るお客様が気持ちよくご遊戯できるように台を綺麗にします。
この「思いやる」という行動は、相手の立場になって考えること、
目配り・気配り・心配りだと自分は考えています。
来店して頂いたお客様は勿論、一緒に働いているスタッフの事も含めて
お店全体の為に自分が出来ることは無いだろうか?と考えて、
その為に目配り・気配りをして行動に移す。
とてもシンプルなのですが、続けていくことはなかなか難しいです。
ですが、有楽で取り組んでいるハッピーサイクルプロジェクトには、
毎日の仕事に対して「頑張ろう!」とモチベーションを上げられる工夫があります。
共和店ではコンセプトである「ウキウキ!下町リゾート」に
接客業という仕事をして行くうえで大切な3つの要素“親切・綺麗・楽しい”が入っています。
・ウキウキ!はお客様も楽しく、スタッフも“楽しんで”仕事をする。
・下町は温かみのある“親切な”対応
・リゾートは行き届いた“綺麗な”環境
そしてゴールの「思いやりを楽しもう!」は親切・綺麗・楽しいという3つの要素を
心を込めてお客様にお届けすることによって“親切心・愛着心・心地よい”に変化し、
共和店の目指すべき目標になります。
3つの心がひとつになる、つまり三位一体となることで思いやりを楽しみながら
仕事に取り組むことが出来ます。
この3つの心を常に持ち続けるのは非常に難しいですが、
どれが欠けてもお客様に「思いやり」の心を届けることはできないと思います。
難しい目標だからこそ、達成に向けて頑張ろうという気になり
スタッフも全員が同じ方向を向いて仕事が出来ると思います。
共和店の「思いやりを楽しもう!」というゴールに向けて、
自分が大切に思っている「思いやり」をスタッフ一丸となって
お客様にお届けできるように、日々精進していくこと。
これが私の目標であり、想いです。
有楽グループ 共和店
主任 阿部 克也