みなさん、こんにちは!
寒さがますます厳しくなってきましたね。
風邪など召されていらっしゃいませんか?
『昨年は風邪をひく人が例年よりも少なく、風邪薬があまり売れなかった。』
なんていう話も聞こえてきましたが、油断大敵。
うがい手洗いの予防はもちろん、しっかり防寒してご自愛ください。
さて、砂川店情報局をご覧の皆様は、私、土井が40の手習いで何を始めたのか・・・
覚えていらっしゃいますか?
忘れちゃったよ!という方はこちらの記事をご覧ください
思い出していただけたでしょうか?
相変わらずひっそりと、着物を楽しんでおります。
先日は、呉服屋さんに「滅多に見れない作家さんの反物が来るから」とお誘いをいただいて、
着せ替えに行ってきました(〃▽〃)
写真の着物は作家さんの一点もの!
高価な品物で手は届かないので着せてもらって満足しました。
この写真の着物は仮縫いしてありましたが、反物から着付けてもらうこともあります。
足元に反物の端っこがあるのが分かりますか?
まだ一切縫われていない状態から、こんな風に着せてもらうことが出来るんですよ~。
初めてやってもらった時は感動しました。
こんな感じでちょっと手が届かないものを着せてもらいつつ、
洗える着物をメインにじわじわじわじわ着物の枚数を増やしております。
増やすばかりでは意味がないので、まもなくやってくるお正月には着物で出かけたい!!と意気込んでいます。
1年前、2021年のお正月はご時勢的に初詣に行くこと自体がはばかられた為、
残念ながら着物での初詣は、まだ行けていません。
来年は、人混みを避けてなら初詣にお出かけしても大丈夫かな?と思うところです。
初詣に行きたいから、着物を着る。ではなく、着物が着たいから、初詣に行きたい!なんて思うあたり、
目的と手段が完全に逆転していますが、まぁ良いでしょう (〃艸〃)
実際に行けるかどうかは、現時点では分かりませんが、今のうちから準備を始めることは大切です。
お正月に「着物」となるとどんなものが相応しいのでしょうか?
普段はマナーや着方など、難しいこと細かいことは気にしないで、着たいものを着たいように身に着けていますが、
マナーを調べて、コーディネートを考えたいと思います。
まず、お正月に相応しい着物の種類ですね。
今回はあえて礼装にあたる振袖・留袖、略礼装にあたる訪問着は外してあります。
そもそも着物の格式が高く、祝いの席や華やかな席で身につけるものですから、当然お正月での着用も◎になります。
特に振袖に関しては、未婚のうちしか着ることが出来ない着物ですから、
持っているなら年に一度の初詣は、振袖で楽しんでほしいです♪
しかし!私は既婚者。(←自由に生きていますが、既婚者です。笑)
もう振袖は着られず、留袖・訪問着も残念ながら持っていません。(ノω<;)
というわけで、振袖・留袖・訪問着以外のお正月に着用OKな種類を調べてみました。
・色無地
その名の通り、色あり柄なし(無地)の着物です。訪問着のように使うこともできます。
・付け下げ
訪問着を簡略化したものです。訪問着と同じく肩から足元に向けて柄の流れがあります。
訪問着と付け下げは、着た時に左肩から足元に向かって柄が続くように作られています。
これが柄の流れです。
柄の流れがある着物はすべて訪問着だと思っていましたが、
実は、柄が豪華なのが訪問着。柄が控えめなのが付け下げらしいです。
見分けも難しいみたいですが、知っておいて損はありません。勉強して良かった。(v´∀`*)
・小紋(こもん)
上下方向関係なくパターン化された柄が入っているものです。
鬼滅の刃で人気の高いキャラクター「禰豆子」が着ている着物も小紋です。
外出着、オシャレ着として着用します。
フォーマルな場では着られませんが、華やかさもあり、
袋帯を合わせればちょっとしたパーティに着ても大丈夫な便利な着物ですね。
普段使いもできるので、私が持っている洗える着物はほとんどコレです。
・紬(つむぎ)
カジュアルな初詣ならOK。普段着やちょっとしたオシャレ着として着用する着物です。
絹で作られていますが、風合いはちょっと木綿っぽい感じです。
大島紬など、高価で有名な紬はたくさんあるのですが、
元々日常生活で着ることを目的として作られている織物なので、正装としてはNGだそうです。
個人的には大好きで、いつか大島紬を手に入れてやる!と心に決めていますd(゚ェ゚d)
ものすごくザックリですが、お正月にはこの中から選べば大丈夫みたいですね。
一番オススメなのは、小紋のようです。
しかし、調べていて思ったこと。
これって・・・何着てもOKじゃないか????
おそらくですが、NGなのってここ数年普段着として流行っているデニムの着物とか、木綿の着物くらいな気がします。
普段着、仕事着じゃなければ好きなものを着て大丈夫そうです。
ただし!柄や、色には気を付けましょう。
特に黒白のモノトーン配色はマナー違反になってしまうので要注意ですね。
では、私が持っている中から、お正月用のコーディネートを決めていきたいと思います。
小紋が一番オススメなのですが、お正月ということで素材は正絹がいいでしょうね。
洗える着物はレーヨンなので、正絹の小紋となると1点のみ(ノω<;)
この着物は一見「色無地」に見えますが、織で柄が全体に入っているため、「無地小紋」と言います。
色味は華やかですが、着ると思いのほか落ち着いて見えるのでお気に入りです。
帯はひと目惚れで買ってしまった袋帯をデビューさせたいと思います。(((o(*゚∀゚*)o)))
蜘蛛の巣はなんとなく縁起が良くない気がしますよね。
しかし、実は「夢や福を絡めとる」と言われ、縁起が良いとされる柄なんですよ♪
着物が青緑系で帯が白っぽい色なので、帯揚げ・帯締めは からし色に決めました。
これでコーディネート完成です!
今年は呉服屋さんへ行くときや家で着物を楽しんできましたが、
来年は初詣を皮切りに、いろんな所へ着物で出かけてみたいですね。
春頃には着物でのお出かけレポートをお届け出来ればと思います。
次回の砂川店記事は、年明けの1月7日更新です。
記事担当:砂川店 土井