先月の末、ある1名のアルバイトスタッフがめでたく就職が決まり、
新たな人生のスタートとして新田店を去っていきました。
彼の名は近藤玄樹くん。
仲間からは勤務している間ずっと『忍者』、
もしくは『忍び』と呼ばれながら、それはそれはとても可愛がられていましたよ。
ということで今回の情報局は、僕の勝手な意向により、
忍者として群雄割拠の新田店を生き抜いた彼の生き様をお届けしたいと思います。
できれば最後までお付き合い下さい_(._.)_
とある日の遅番勤務終了後、メンバーみんなで休憩していた時のこと。
近藤くんが自分の引き出しを開けて、いつものごとく何やらコソコソ…。
そんな光景を決して見過ごさないスタッフがいました。
新田店を裏で制圧し続けているクィーンスタッフの服部多恵さんです!
服部)「ねぇ、いつもコソコソコソコソ何食べてんの?」
近藤)「何も食べてません…」
服部)「さっきからモゴモゴ口が動いてんじゃんっ!」
近藤)「いや、何も食べてないです…」
服部)「食べてるしっ!!何っ??」
近藤)「・・・・・・・、こ、これです…」
服部)「何これ??」
近藤)「グミです…」
彼はそう言って、服部さんに恐る恐る見せたのがコチラ☆
服部)「忍…忍者めし~!?(笑)」
これで終われば問題なかったんですが、
あいにくその場に居合わせた某主任にこれを聞かれてしまったのが、
今思えば彼の運命を左右しました。
主任)「玄樹、まさか…忍者になろうとしてるのか??…」
近藤)「えっ?…いっ…いやっ…あ…はいっ!」
こうして次の日から彼は、某主任の策略により、
『忍者』を志す決意をせざるを得なくなり、
みんなから『忍者』『忍び』と呼ばれる発端となったわけでございます。
しかしながら、その道は決して平坦ではなく、山あり谷ありの険しいものでした。
今振り返ってみれば、よほど忍者になりたかったのでしょう。
明らかにおかしな行動を取るようになりましたから。
例えば…スロットコーナーで使用されるコインは洗浄システムで、
綺麗に洗って補給されるのですが、その洗浄コンベア部で脱水の役割をする、
スポンジのローラー(業界用語で『ちくわ』)を眺めながら、彼は困惑していました。
(これは、もしや…現代の『巻物』なのか!?…)
「何でやねん!ちくわだからっ!!」
ある時はスロット倉庫で、何やら気になる備品を片手に困惑していました。
(これは、もしや…現代の『くない』なのか!?…)
※『くない』とは…武器にも道具にもなる両刃の万能忍具。ちなみにコレ。
「いやいや、何でやねん!ただの掃除用のスポンジだからっ!!」
挙句の果てには、体得した忍法を何とかして披露したかったんだと思います、きっと。
(よしっ!ここは忍法まきびしで、ひとまず様子を見てから…)
それがコチラ(-_-)
そんな忍法に引っかかる仲間など当然1人もおらず、それ以前に備品を粗末に扱った罪は限りなく重く、
師として仰いでいた先輩『宏弥さん』に見つかり、鉄拳制裁を含めたキツ~イお説教をもらったのでした。
そんなこんなで新田店を騒がせた忍びの男、近藤くん、
僕が一番気に入っていた近藤くんの忍法、それは忍法【無視】でしたよ。
都合が悪くなると、すかさず相手が役職者&先輩スタッフ問わず、無視して返事を返さない。
決してブレることなく最後まで服部さんを怒らせながらも挑発していましたね。
さすがです。ホントに成長しましたね。
そんなやり取りをしつつも、周りにたくさんの笑顔が生まれていましたよ。
新田店のために多大な貢献をしてくれて本当に本当にありがとう!!
お疲れ様でした!!
とりあえず新しい職場で『忍び』として生きるのはやめた方がいいと思います。
心配なので一応言っときます。
柴田くんはもう泣きが入りましたが、
近藤くんのご活躍を新田店スタッフ一同心より、
応援していま~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~す(●^o^●)
記事担当:新田店 小久江