みなさまは最近『あれ』のことを考えていますか?
そうそうあれですよ!あれ!
『太陽光パネル』ですよ!!
値上がりを続けている電気代の影響を少しでも抑えたい!
どうにか少しでも電気代を安くしたい!
そんな思いもあり、我が「加藤家」では太陽光パネルを導入することを検討していました。
太陽光パネルを導入する事でのメリットもデメリットもあるので、しっかり検討してから決めなければいけないと思っていました。
いろいろ調べて検討した結果、我が家は設置することを決めました!!!
「太陽光パネルを設置するなんてどうかしてるぜ!」派の方もいることは知っていますが、我が家ではメリットの方がでかいのでは!?という判断でした。
太陽光パネルを設置するか迷っている方、設置しているけどなんとなくしか分からない方!
太陽光パネルを設置するうえでのメリット、デメリットを整理してお話しさせて頂きたいと思います。
「メリット」といえば、一つ目は日光さえあれば電気を作り出してくれる事です。
今までは電気といえば電力会社から買うものでしたが、これからは自宅で電気を生み出せる時代になったということです♪
二つ目は太陽光パネルで生み出した電気を売ることが出来るということです。
電気は買う時代ではなく、売る時代ということですね♪
三つ目はエコなエネルギーという点です。
太陽光パネルがあれば、電気を生み出す際に必要なものが日光だけ。
環境を汚染するようなガスなどが排出されることもありません♪
では「デメリット」を見ていきたいと思います。
一つ目は費用が高額という点です。
太陽光パネルを設置する際には、パネル部分以外にも必要な設備があります。
さらに設置場所は日光がよく当たる場所が好ましいので家の屋根であったり、最近ではカーポートの屋根部分に設置したりと高所に設置することが多い為、足場を組まなければいけない場合が多いので費用も高額になりやすかったりします。
二つ目は電気を電力会社に売る際の売電価格が年々安くなっているということです。
平成25年度では1キロワットアワーが38円での買い取りでしたが、令和5年度では1キロワットアワーが16円での買い取りになっています。
約10年で半値以下になってしまったのです。
電気を売るメリットがどんどんなくなっているということですね(;´Д`)
三つ目はメンテナンス費用がかかるという点です。
代表的なものがパワーコンディショナーというもので、10年程で取り換えの必要が出てきます。
費用は約20万円から約30万円程と高額な為、メンテナンス費用を考えて太陽光パネルの導入をためらう方もいらっしゃるのではないかと思います。
ざっと三点メリット、デメリットを上げてみましたが、結局皆さんも気になるところは太陽光パネルをつけると得なの?損なの?ってことだと思います。
“賢く”設置出来ればお得!場合によっては損をする!というのが私の結論です!
「場合によっては損をするってどういうこと?はっきり言わんかい!」と皆様の声が聞こえてきそうですが、この言葉のとおりなのです。
経済産業省は太陽光パネルを設置する費用の目安として2023年は1キロワットあたり約26万円という目安を示しています。
太陽光発電システムを設置する際に「何キロワットの太陽光パネルを設置出来ます」という言い方で業者の方が言われたりするのですが、例えば5キロワットの発電システムを設置できる時にかかる費用が120万円だった場合、1キロワットあたりにかかる費用は24万円ということになります。
この場合だと経済産業省が発表している目安の26万円よりも安く設置出来ているので“賢く”設置出来た例になります。
実際はあまり調べることもなく業者の方に依頼される方もいるので割高な費用を請求してくる業者も数多くいるのが実情のようです。
実は私が最初に太陽光パネルの見積もりを依頼した際の体験談ですが、5キロワットの設置費用が240万円の見積書が届きました。
1キロワットあたり48万円だと!?ふざけるな!!!と破り捨ててやりました( ゚Д゚)
そんな業者も実際にいますのでぜひ正しい知識をしっかり学んで、良い見積もりをとることをオススメいたします。
地域によっては日照時間が短いので太陽光パネルの恩恵を受けにくい地域もあるようですが、設置前にしっかり確認してから賢く設置する事さえ出来れば、あとはメンテナンスを適宜適切に行いつつ、運用していけばしっかり恩恵が受けられるはずなのです。
その根拠は下がってきたと言われている売電価格にあります。
この売電価格は“再エネ電気の供給が効率的に実施される場合に通常要する費用等を基礎とし、適正な利潤等を勘案して、経済産業大臣が設定しています”。
つまり経済産業省が示す目安をしっかり守っていれば適正な利潤が得られる価格なのでまず損をするわけがないはずなのです。
賢く設置出来ればお得!ということです!
さらに、売電価格が下がったから『利益が上がるわけないじゃん』と思う方もいるわけですが、確かに売電によって得られる利益はどんどん少なくなっているのだと思います。
しかし大事なのは売電ではなく、『自分たちが日常で使用している電気』を太陽光パネルの発電で補うことが出来るという点です(^^♪
買う電気は最近の価格帯でいえば1キロワットアワー30円を超えてきています。
つまり太陽光パネルで作られた電気を自宅で消費することで、1キロワットアワー30円の価値を受けられていることになるわけです。
つまり現代の住宅用太陽光パネルの目的は売電による収入ではなく、自家消費による電気代の削減に焦点をあわせるべきということですね♪
太陽光パネルが発電している時間帯になるべく電気の使用量が多い給湯をしておいたり、蓄電池を導入し自宅の電気をなるべく太陽光パネルの発電でまかなえるように工夫することで最大の価値を受けられるわけです!
それでもやっぱり様々な要因から太陽光パネルをつけるのはオススメしない!って方も、もちろんいらっしゃるとは思いますが、電気代が高騰し続けている現代の中で自家発電機能を持つというのは未来への投資と考えればありなのではないかと思います。
事前に知識をつけて、設置前に数社に見積りをとって業者を選ぶ。
業者さんが自宅に現地調査に来てどれくらいのパネルを乗せられて、どれくらいの発電効果が得られそうなのかシミュレーションしながら説明をしてもらって納得できたら、後は水不足にならない程度に天気が良い日が続くことを祈るのみです(笑)
今後機会があれば経過報告などもさせて頂くかもしれませんので気になる方は気長にお待ちください(∩´∀`)∩
記事担当:りんくう店 加藤