皆さん、こんにちは。森岡情報局です。
今なお猛威を振るっているコロナウィルスが早く鎮静化することを祈るばかりですが、
消毒、手洗い、うがい、マスク着用など感染対策としてやれる事はしっかりやって、
これからも元気に過ごしたいと考えている今日この頃です。
さてマスク着用や密を避けるなど新しいスタンダードが浸透した現状ですが、
2020年10月より嗜好品好きの方には厳しい事情が待っています。
ご存知のとおり“たばこ税”と“酒税”の改正です。
たばこに関しては2019年7月「健康増進法の一部を改正する法律」により、
受動喫煙を防ぐための取組が「マナー」から「ルール」へと変わりました。
2020年4月からは全面施工され、様々な施設の屋内は原則禁煙に。
そんな中、2020年10月より“たばこ税”の増税です。
発表されたのは一箱あたり主に50円の値上げで、ほとんどの銘柄が500円以上になります。
私が喫煙し始めたころは300円をきる価格だったと思いますので、この15年の間で倍近い価格になってしまいました。
たばこの価格には「国たばこ税」、「地方たばこ税(都道府県たばこ税・市町村たばこ税)」、
「たばこ特別税」、これに「消費税」の各税金がかけられています。
あらためて見ると税金が60%以上とちょっとびっくりする中身です。
喫煙者としてはこの税金が正しく使われてくれていれば仕方ないですし、
喫煙場所が減少してきた現状なので、
増税した税金で、しっかりした喫煙ルームなどを作ってくれたらなと思っているところです。
まあ嫌煙家の方からしたら「増税が嫌なら禁煙して止めれば」と、
言われてしまうと思いますが、できることなら禁煙したいと考えている私ですが、
意思の弱さで長続きせずいつも断念してしまうという結果なので、
今後もお小遣いが許す限り合法な嗜好品であるたばこを応援し国に貢献しようと思います。
もうひとつは“酒税”に関して。
こちらの税金の話はあまり大々的に表に出てきていない気がしますが、
2018年の改正により2026年10月までに品目の定義や税率が、段階的にかわることが決定しています。
無類のビール党である私ですが、最近は家で呑むモノは「新ジャンル」の低価格ばかり。
売られている商品で「ビール」、「発泡酒」、「その他の発泡性酒類(新ジャンル・第三のビール)」とあるのですが、
美味しさでいったら「ビール」が1番です。
あの苦みと旨味に合わせ飲んだ時の喉越しはたまりません。
仕事終わりや風呂上がり、汗をかいた後や寝起きの1杯と、何時でも至福の時間を味わせてくれます。
そんな最高な「ビール」ですがその他の品目と比べると税率がお高めなので価格が高級。
そんな庶民な私のお助けマンが「発泡酒」や「新ジャンル」なのです。
味わいは「ビール」と比べれば落ちてしまいますが、最近の上記2種は美味しく呑めます。
それに税率がお得なこともあり、コンビニで1缶「ビール」約220円、
「発泡酒」約160円、「新ジャンル」約140円とお助けマンの2種はかなりお得。
メタボが気になりはじめ愛飲している“金○75%OFF”は、6缶パックで安いと530円で買え家庭に優しいです。
そんな家庭に大打撃が襲ってくる改正が2020年10月よりやってくるのです。
家庭の味方である「新ジャンル」は販売本数が右肩上がりということもあり増税されます。
上図でわかるように「ビール」は減税と喜ばしい改正ですがそれでも高級品です。
お財布にやさしかった「新ジャンル」が値上がりするのは家計に影響がでそうですが、
上手くやりくりし生活を楽しむゆとりを残しつつ、これまた国に貢献しようと思います。
☆森岡情報局毎月11日&25日更新☆
記事担当:森岡店 林