
2025年11月2日(土)に映像を通して知多半島の魅力を発信する東海市芸術劇場で開催されました「第15回 知多半島映画祭」にお邪魔させていただきました。

なんと、知多半島映画祭は今年で15回目。
地元の風景や人々を題材にした短編映画を中心に、地域に根差した映画文化の発展と、若い人材の発掘を目的としております。
今年の最初の映画は「フグとタコと僕らのミライ」。
青春を感じさせるストーリーに、日間賀島の自然や文化の魅力を併せた見応えのある映画でした。

映画が終わった後は、監督を含むゲストのトーク、映画の撮影時の話とかも聞けて、今後の映画の視点が変わりそうなキッカケをいただきました。
ちなみに、こちらの映画の主演の「竹内雄大」さんは、舞台「テニスの王子様」の主役の「越前リョーマ」を演じている方だそうです。
通りでカッコイイはずです。
最前列にはファンの方もたくさん見えていました。
休憩を挟んで午後からは、若手監督によるオリジナル短編+学生チャレンジ枠として「名古屋大学映画研究会」の映画も含めて6本も見させてもらえました。
No.1「軽トラック娘」
この作品は「蒲郡市・幸田町映画製作プロジェクト」で制作された作品です。
自分でも知っている俳優「竹中直人」さんも出ていて笑いあり、涙ありの懐かしい感じの作品でした。
No.2「お茶の子、歳々。」
お茶農家のおじいちゃんが、昔の友人に会いに渋谷へ一人で行くお話しです。
1人歩くおじいちゃんの背中が、渋谷の街に映えて個人的にカッコ良さを感じていました。
ゆったりとした、優しい映画でした。
No.3「竹とタケノコ」
愛知県豊橋市の魅力を世界中に伝えることを目的に制作された映画です。
豊橋の伝統文化の「手筒花火」を目いっぱい美しく映しています。
恥ずかしながら愛知に20年以上住んでいて、見たことが無いので現地に行って見てみたいと思う原動力を与えてくれる映画となりました。
No.4「カンペキ人生!」
日常で困った時、カンペが急に差し出されるという不思議な現象にあうお話。
誰しもが多かれ少なかれ経験した事があるような、社会の理不尽なことにどう立ち向かっていくか。
そんな悩みに、ちょっとした勇気を与えてくれる映画でした。
No.5「マイ・スウィート・ロード」
東京都渋谷区と長崎県佐世保市にて開催している「TANPEN映画祭」にて、人災育成・地域振興・防災を目的に毎年製作しているオリジナル作品の第六弾となる短編映画。
出演者にバイきんぐの西村さんが出てらっしゃったのですが、素晴らしい演技で、コミカルなこの作品を引き立てていました。
放映後の監督のトークが、個性がありすぎて司会役もタジタジだったのが面白かったです。

学生チャレンジ枠「黒電話」
名古屋大学映画研究会の作品です。
気が小さい私はホラー展開にビビってしまいましたが、自転車の下からなど、色々なアングルからの撮影に挑戦していて、斬新な視点を感じる作品でした。
とここまで、7作品+ゲストトークで映画の裏話も聞けて、入場料は驚きの¥1,000です。
しかも、大学生まで無料となっております。
これは、知多半島映画祭の運営の想いとボランティアの方々、そしてそれを応援する地元のスポンサーさんのおかげで成り立っています。
おかげさまで、とても有意義で心に残る日となりました、ありがとうございました!
そして「有楽グループ」も、地域に密着した企業として、この知多半島映画祭の想いに共感し、協賛という形でご協力させていただいております。
これからも地域文化の発展と、知多半島の新たな魅力を発信するために貢献していきたいと思います。

そんな活動の一つに「情報誌 ちた散歩」という、知多半島の魅力と、地元のお店を応援する形でフリーペーパーを発行しております。
↓情報誌『ちた散歩』WEBダウンロード↓
今回の知多半島映画祭や、有楽グループの各店、ご協力頂いている地元のお店に置いてありますので、見かけたら手に取っていただけると幸いです。
以上、第15回知多半島映画祭の感想とご紹介でした。
スクリーンの中に広がる知多半島の魅力、そして人々の想いを感じるこの映画祭。
ぜひ、来年の知多半島映画祭に足を運んでみてください!
☆森岡情報局毎月18日更新☆
記事担当:森岡店 大神







