皆さまこんにちは。口田店情報局のお時間です。
今回は少し前に大府にある店舗から口田店に転勤してきた、お酒と睡眠をこよなく愛する林がお届けします。
まず『防火管理制度』って皆さまご存じですか?
防火って文字で分かるように火事・火災についての制度のことですが、火事は一度起きてしまうと建物や大切なものを失うことだけでなく、人命にも関わります。
だから「火事を起こさない」「もしもの際は被害を小さくする」ために作られた仕組みが防火管理制度なのです。
制度の概要内に、消防法に基づき一定規模以上の建物や事業所には「防火管理者」を選任し、防火体制を整えることが義務付けられています。
防火管理者についてはこちらの記事に詳しく載っていますので、ぜひのぞいてみてください。
私も口田店で防火管理者として届出し「防火管理計画の作成」「避難訓練の実施」「消防設備の点検」など役割を担っています。
こちらの修了証は前回の勤務地で講習を受けた際に発行されたもので、約5年前のものです。
「防火管理者の資格って期限はないの?」と思われる方もいるかもしれませんが、資格自体に有効期限はありませんが、特定の条件下では再講習の受講が義務付けられています。
その特定の条件下(継続して防火管理を行っている場合直近の再講習修了日以後の最初の4月1日から5年以内。)にあてはまる私は再講習を受けなければなりません。
最近大府市の店舗から口田店に転勤してきた私に「もうすぐ再講習がありますが受講されますか?」と親切に電話をしてくださった知多中部広域事務組合消防本部予防課の方々、ありがとうございます。
防火管理者は建物における「火災予防の中心的役割」を担い、お客様や従業員の命を守る防火のキーパーソンという存在でなければなりませんので、再講習をしっかり受け口田店の安全を守っていきたい所存です。
さて話を戻し、防火管理制度は建物などを安全に利用するための「見えない安心の仕組み」だと思います。
普段は意識することが少ないかもしれませんが、私たちの生活を支える大切な取り組みです。
そんな防火管理制度での安心の仕組みをちょっとした心がけで家庭でも火災を防ぐことができるかもしれません。
「火事は起きてから対処するより、起きないように準備することが何より大事」だと考えていますので、防火管理者として【家庭でできる防火チェックリスト】を作成してみたので、お暇な時にでも防火対策を進めてみてください。
「火事は防ぐもの」という意識を一人一人が持ち続けることで安心への第一歩となります。
その意識と考え方をたまにで良いので思い出してもらえたらと思います。
記事担当:口田店 林