みなさまこんにちは。
今回の衣浦情報局は、峰松がお伝えします。
最近になってようやく春らしさを感じられる気温になり、日中はほどよい暖かさになり始めて過ごしやすくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
さて今回の情報局は、春らしくこの季節に食べるととってもおいしい、採れたての「たけのこ」料理に挑戦します!
近年、たけのこの価格も高騰しているとの事で、昨年の倍はするとの情報もありました。
たけのこについて少し調べてみたら、食用だけでも10種類以上あることがわかりました。
主な食用たけのこはこちらです。
左から「孟宗竹」・「破竹」・「布袋竹」・「唐竹」。
地方によって読み方が違うものあるそうです。
馴染みのあるものから、見たことはあるけど食べられると知らなかったものまでありますね。
また栄養豊富な食材でもあるとのことで、「食物繊維で便秘改善」・「高血圧予防」・「肌荒れ防止」などが期待できるそうです。
そこでたけのこを求めて近所のJAさんにお買い物に向かってみました!
さすがのJAさんだけに、たけのこがたくさん販売してありました!
しかもかなりの大きさ!
アク抜き下処理用に使える「米ぬか」も一緒に付けてくれているやさしさが、とてもありがたいです。
この中から2~3袋選んで買って帰ります。
帰宅後、まずはたけのこの下処理からはじめます。
包丁で切れ目を入れて、たけのこの皮をはぎとっていきます。
外皮と同じ茶色がかった部分がなくなり、黄白色っぽいよく私たちが目にするボイルたけのこのような見た目になれば、だいたいOKです。
そこから表面の身の固い部分をそぎ落としたり、根元のとても固い部分は切り落として行きます。
処理後のすがたがこちらです。
処理する前とした後で見た目がびっくりするくらい違いますが、本当です。
すべてのたけのこを下処理していき、今回は「たけのこの煮しめ」を作ろうと思っていますので、適当な厚さに切りそろえておきます。
料理初心者の相棒!?圧力鍋にたけのことたっぷりの水、米ぬかをいれて加熱します。
たけのこのアク抜きに米ぬかを使用することで、米ぬかに含まれるカルシウムやアミノ酸が、たけのこに含まれるシュウ酸という成分とつながることで、えぐみを取り除いたり、酸化を防ぐ、身を柔らかくするなどの効果があります。
加圧調理後、米ぬかを洗い流したたけのこがこちらになります。
すっかり色味も変わり、身がやわらかくなりました。
さあ下処理を終えたので、ここからが本番です。
たけのこ以外の煮しめの材料は、こちらです。
・豚肉 1パック
・さつま揚げ 1パック
・揚げはんぺん 1パック
・ちくわ 1パック
・こんにゃく 1パック
・調味料 お好みで適量
たけのこをはじめに入れて、火の通りにくい物から順番にお鍋に投入していきます。
調味料を入れながら味見をして、ばっちりだったら完成です!
たけのこに良い具合に照りがついて柔らかく仕上がり、おいしく煮しめることができました。
ここから一晩ほどタッパーに保存して冷蔵庫で寝かせておくと、もっと味が染み込んで美味しく食べられるのでおススメです!
今回は春の味覚たけのこについてご紹介しました。
みなさまも、身近にも感じられる春だけの味覚を探してみてはいかがでしょうか。
記事担当:衣浦店 峰松