皆さん、こんにちは。
今回の本店情報局を担当します村上です。
宜しくお願い致します。
つい最近の出来事ですが、
ある日スタッフがお客様の応対をしている時に上司から、
「物で物を扱う時は壊れやすいので注意して下さいね」
という言葉を耳にしました。
どういう事か分からず聞き直しました。
「私、聞いた事が無い言葉で意味が分かりません」と言うと、
いつものように優しく説明してくれましたが、分かるようで分からず。
理解が出来ずに1日を過ごし、
家に帰っても気になり、今日の出来事を話題にし、孫と話をしました。
私と同じく、孫自身も聞いた事がない言葉。
「初めて聞くね」と話が盛り上がり、
二人仲良く「どういう事なのかな・・・?」と。
優しく丁寧に何に対して物を扱う時は気を付けようね。
と、色んな話をしました。
『これを使えば簡単にやれると思い、物を使って物を扱えると思ったら壊れてしまった・・・』
という事は有りませんか・・・?
(数日後・・・)
T田「村上さ~~ん、この前僕がお話した件の答えって、出ましたでしょうか?」
村上「孫っちとも一緒に考えてみたけど、理由の最終的な答えは見付からなくて、
とにかく丁寧に気を付けて扱って行こうね、というのが答えになってしまったのよ・・・。
ごめんなさい・・・。」
T田「うん。分かります。僕的にも知らないまま質問されていたら分からなかったかもしれません。
その全ての答えは、本店の姉さんが使っていた棒にあったんですよ・・・。」
村上「・・・。その答えというのは?」
T田「ひ・み・つ(笑)」
村上「もう!!意地悪ねぇ・・・(笑)」
T田「これです、この竹の棒です!」
村上「この棒?」
T田「分かります?理由。(多分分からないだろうなぁ・・・笑)」
村上「う~ん・・・。」
T田「実際に使用している所を見ていないから、やっぱり分からないですよね!?」
T田「最初はこれで西家班長様の頭をパンパンと叩く物だと思っていましたが、どうやら違う物のようで・・・。
姉さんがこの棒を使用している姿を見て、一瞬で全てを理解する事が出来ました。」
村上「一瞬で、全てを?」
T田「うん。全てを。姉さんの内面的な事柄です。
この棒の先っぽが全てを教えてくれました。(*^-^*)」
村上「???先っぽ? 柔らかい布が付いてるわね。」
T田「うん。それが、全てです。
仕事的にも厳しくて一見怖そうに感じる姉さんですけど、
実は、すごく優しいお方なんです・・・ってね(*^-^*)」
T田「ホールで使用するとこんな感じです。スイッチの高さが2m強あるからこれで♪」
村上「あっ・・・!」
T田「事務所での使用例はこんな感じです。」
村上「なるほどね。」
T田「これを硬い竹のまま使用すると・・・すぐに壊れてしまいます。
リモコンのボタン部分は柔らかいゴムのような素材で出来ていますからね・・・。
竹の硬さには絶対に勝てない!!すなわち、壊れやすいという事なのね。
硬い物同士がぶつかると、両方、もしくは必ずどちらかが壊れてしまいます。
また、長く使えば使うほど、壊れやすくなっていきます。
(本店は古くてそういう物がたくさん有るから、どんな時でも慎重にね!)
そういう事が言いたくて、みんなにも考えてもらってイメージして欲しかったんだ・・・。
だから変な質問をしちゃったのねん。(汗)」
村上「そういう事だったのね。」
T田「そして、もう一つこの棒の中に隠れていたものは、
姉さんは背が低いので、リモコンのスイッチを押すにしても、
テーブルの上に登らないと届かない場所にそのスイッチが有りましたからね・・・。
僕達、身長のある男性陣には使用する必要のない物ですけど、
姉さんにとっては、ずっと愛用してきたとても大切な物。大切な宝物です。
この年季の入った茶色い竹の棒。この色こそが全てを物語っています。
長年、長年、ずっと使い続けて来た物だから、
色々な想いが詰まっている竹の棒。魔法のステッキのような棒です。
だからね、姉さんは昔から優しいお方だったんだなぁ~って。
1本の竹の棒から色々と考えていたら、そんな事まで想像しちゃいました。(照)」
本店には優しいお姉様がいて、事務所に古くから置いていた物が有りました。
パッと見ても分からず役職の方に見せられて、
先の方が優しい布で包まれていて、何に使っていたのか分からず聞いてみました所、
どうしても手の届かない場所を優しく押すための物でした。
そして物を大事に扱っていた事が分かり、感心しました。
硬い物で扱うより、『柔らかい物で優しく扱いましょうね』という理由だった事が分かりました。
大切な物。
また、大事にしている物。
皆さんもそれぞれ色々あると思います。
どんな時でも、
『物を物で扱う時は優しく取り扱うように心掛けましょう』
『出来れば、柔らかい指先でそっと慎重に扱ってあげる事が大切ですよ』、
という教訓でした。
孫も勉強になり、
「これからは物を大事に優しく取り扱うように気を付けて頑張るネ。母ちゃん」
と言ってくれて、本当に良かったと思います。
上司に感謝し、いくつになっても教えてもらう事がいっぱいで、
勉強の毎日が続く村上です。
『私達にとって大切な人』
『心の安心感を探して♪』
記事担当:有楽センター 村上