そろそろ夏本番になりますね~(;´Д`)
暑い日本の夏、風物詩と言えば何が思い浮かびますか?
・スイカ
・浴衣
・花火
・朝顔・・・などなど
色々と浮かんでくると思います。
今回は、スイカにスポットを当ててみました(*´ω`)
まだ、サイズは小ぶりですが、スイカが並ぶのをよく目にする機会があると思います。
その中でも、今回は「黄色スイカ」についてお勉強をしていきましょう。
まず初めに、スイカの種類について調べてみました!
◆大きく分けると6種類に(見た目・形)分類できるそうです◆
①大玉スイカ
緑色の表皮に、黒色の縞模様があり、果肉が赤く一玉が5~7㎏あるもの
(縞王・富士光・早生日章・祭ばやし)
②小玉スイカ
形状や、模様は大玉スイカと似ていますが、小玉スイカは3㎏未満
(紅小玉・ひとりじめ・姫甘泉)
③黒皮スイカ
果皮がほとんど黒に近く、果肉は赤い
(黒てまり・ダイナマイト・でんすけ)
※果肉が黄色のスイカもあります(おつきさま)
④黄肉スイカ
果肉が黄色いスイカ。別名は「クリームスイカ」
(おおとり・ひまわり)
⑤角型スイカ
育成途中で型にはめ、人工的に四角になるように育てたスイカ
また、角型以外にも、ハート型・三角・ひょうたん型のスイカもあります(主に、観賞用)
⑥種なしスイカ
植物ホルモンを使用していて、染色体の数を変更して栽培する生産に手間がかかるそうで、
ほとんど栽培されていないそうです
◆赤い果肉のスイカと、黄色の果肉のスイカの違いはあるの?◆
黄色スイカと聞くと「赤いスイカの遺伝子を組み換えで黄色にしたのかな?」と、
思われる方がみえますが、実は逆なんだそうですよ!( ゚Д゚)驚きですね~!
スイカはもともと、赤ではなく、黄色や白色がメインなんだそうで、
赤い果肉にするために、黄色や白の個体に赤くなるための遺伝子を掛け合わせたそうです。
また、栄養成分の違いも大きく、赤いスイカには、
赤色のカロテノイド色素の一種である「リコピン」が豊富に含まれているそうです。
黄色スイカには、リコピンが含まれていない代わりに、
黄色の色素である「キサントフィル」によりスイカの果肉は黄色になるそうです。
◆どんな栄養素がスイカにはあるの?体に良いの?◆
スイカは、体に良いことがいっぱいなのです!!
◇リコピン◇
・抗酸化作用があり、生活習慣病や細胞のガン化予防、老化の防止
・メラニンの発生を抑制し、美肌の効果もある
◇シトルリン◇
・血管を広げ、血流を促進する働きがあるため、血行改善効果が期待される
・成長ホルモンの分泌を促し、筋肉の増強や、筋肉痛を和らげる効果もある
・利尿作用が高く、むくみの改善ができる
◇カリウム◇
・むくみの原因となる、ナトリウムを排出する働きがある
・腎臓に溜まりやすい老廃物の排泄を促す
・
◇カロチン(ベータカロチン)
・美肌効果があり、皮膚の新陳代謝機能を高める
・身体の粘膜を丈夫にし、体内に入ってくるウイルスを防ぐ効果
・発がん抑制効果や、動脈硬化の予防
そのうえ、カロリーが魅力的に低く、いいこと尽くし( *´艸`)
スイカは100gあたり、約38kcalで、他の果物に比べ、カロリーが低いところが特徴です。
また、スイカは90%ほどが水分であり、水分でお腹が膨らみ、満腹感を得られやすく、
さらに、スイカはシトルミンや、カリウムが多く含まれているので、利尿作用も高く、
むくみを解消するのに効果的です。
≪※キサントフィルの特徴≫
・抗酸化作用があり、ガンなどの生活習慣病を予防する
・紫外線に含まれる、有害な青色をカットして、眼精疲労や、白内障などの予防に良い
・脂肪燃焼効果や、抗肥満作用があり、ダイエット効果も期待される
ここからは、スイカの保存方法についてまとめました。
スイカの実は、丸ごとのままであれば常温保存に向いている果物です。
保存方法はとても簡単で、何も被せない状態で、直射日光を避け、
風通しの良い場所で保管するのがオススメです。
丸ごと状態のスイカであれば、常温保存期間は2週間から1ヶ月ほどが目安だそうです。
冷やし過ぎてしまうと、甘味が減少してしまい、美味しさが減ってしまいます(;´・ω・)
食べる2、3時間前に冷やすのがベストな味を堪能できます!
◇カットしたスイカ◇
カットしたスイカは、乾燥にとても弱い為、
一つずつ切り口をしっかりと密閉するようにラップをし、
冷蔵庫の野菜室で保存することが出来るそうです。
カットして冷やす場合も、8度以下にならないように心がけることで美味しくいただけます。
保存の状態が長ければ長いほど、特有のシャリシャリ感が激減し、果肉も劣化してしまいます。
カットしたスイカは2、3日で食べきれるようにする方が良いそうですよ。
また、違った食べ方をするのであれば、種と、皮を取り除き一口サイズにカットしたものを、
ジップロックなどのしっかりとした密閉容器に入れることで、冷凍保存ができます。
野菜室で保存するよりも、2ヶ月ほどですが長く楽しめます。
夏の期間中は、有楽グループ自慢のスイカをご購入していただいて、
スムージーやシャーベットで食感を変えて、お楽しみ下さい( *´艸`)
記事担当:青果部 看板娘 星野