みなさんこんにちは♪
最近ぽかぽか陽気になってきてようやくすごしやすい春になってきましたね(*^。^*)
さて公開日が前倒しになりますが、今回の果物のテーマは、
ずばりただ今有楽グループの店頭にならんでいる「せとか」であります。
この記事を見てちょっとでも興味を持っていただけると嬉しいです。
せとかは「清見×アンコール」×「マーコット」を組み合わせてできた、平成うまれの比較的新しい品種の柑橘類。
旬は1月~3月。まさに今が食べごろなのです。
その由来は育成地である長崎県南島原市口之助町から望める、
早瀬瀬戸海峡の「せと」と、「香り」が良いということで名づけられました。
私はせとかが大好物で、ファンになったきっかけは3つの特徴である果肉にあります。
まず輪切りにしたこの写真を見て下さい。
「1つ目はこの皮の薄さ!」
昔ながらのみかんの皮は分厚いイメージがあったので、
初めて食べた時はここまで品種改良が進んでいんだなと感心しました。
「2つ目はみずみずしい果肉の量」
こんなに中まで実がぎっしり!!!
写真をよーく見てください。この果汁の量!!!!
圧巻です。
「3つ目はその味」
見た目だけではありません。
果実のジューシーさととろけるような柔らかい食感、そして甘い味わいから『柑橘の大トロ』と呼ばれています。
さらに栄養効果も高くおすすめしたいポイントです☆
主な栄養効果
『ビタミンC』
免疫力を高める効果がある成分であり風邪やインフルエンザ予防に最適です。
また肌細胞を活性化する働きがあり潤いやアンチエイチング効果も期待できます。
『シネフリン』
脂肪の代謝効果や交換神経を刺激する働きがあり、
さらに気管支の筋肉をゆるめる効果もありますので、風邪による咳や喉の痛みの緩和に大きな効果が期待できます。
シネフリンは酸味が感じられる成分で、
果肉だけではなく皮にも多く含まれていますので皮も食べてみるものいいでしょう。
『柑橘の大トロ』と呼ばれTVなどで紹介され人気がでてきたせとかですが、
実は栽培するのに結構大変なんですよ。
その実は12月に着色し収穫までの間、
退色や鳥のフンを防ぐために「サンテ」と呼ばれる黒い布をかぶせます。
このように実1つ1つ手作業で全て行うのです。
その数規模にもよりますが10000個以上。
物凄い数ですね(>_<)
袋をかぶせる理由はもう1つあります。
それはせとかの木には実は写真のように鋭いトゲがあるからです。
(薔薇の花のトゲより大きく5㎝のもあるようです)
これが風によって実に傷をつけてしまうこともあるのです。
恐ろしいことにこのトゲは靴の底を貫くほど頑丈なものであり、収穫の際は常に傷だらけになるそうです( ゚Д゚)
こんなにおいしいせとかにありつけるのは、
こうした農家の人々の手間と努力によって提供されていることに脱帽しました。
その手間ゆえ希少価値があり贈与品としても人気があります。
農家の方々に感謝して食べなければですね(‘◇’)ゞ
では実際においしいせとかを選ぶポイントはこちらです!
【表面を見る】
・皮にハリがあり鮮やかなオレンジ色をしているもの。
・シワがあるものは水分が蒸発し鮮度が落ちています。
購入した後の保存方法ですがせっかく手に入ったのに美味しく食べたいですよね♪
さきほども説明したように皮が薄いので実はあまり日持ちはしませんので、4日~5日で食べきるのがおすすめです。
さらに直射日光には弱いのでさけ冷暗所に保管してください。
そして皮が薄くデリケートなので丁寧に扱いましょう。
どうしても食べきれない時はこのように贅沢にジャムしてみてはいかがでしょうか。
これをパンやヨーグルトに乗せて食べたらとてもおいしかったです♪
さらにジュースにしてみるのもおすすめです☆
私の甥っ子が2歳ですがジュースにしてあげたところ、ゴクゴクと一気に飲み干してしまいました( *´艸`)
酸味もあまりないので小さいお子様にも好評です。
どうですかせとか??
ただいま店頭にならんでいますので是非いかがでしょうか??
記事担当:青果部 看板娘 下越