皆様、こんにちは。
今年も残りあとわずかとなり、1年たつのは早いものですね。
まもなく、デパートやショッピングモールでお歳暮合戦が始まり、
忙しい年末が近づいてくるのをひしひしと感じる頃でしょうか。
「暮れ~の元気なご挨拶♪」のフレーズでおなじみのお歳暮。
・・・待てよ?そういえば、私生まれてこの方●十年、お歳暮贈ったことないな(;’∀’)
というかお歳暮マナーすらよく分かっていない(汗)
これは、まずい。
なにがというと近年、有楽景品果物コーナーにて「熨斗紙(のしがみ)を賜ります。」とおススメしております。
その関係もあり熨斗紙のマナーについて只今、絶賛勉強中なのです。
そして、そろそろお歳暮シーズンの到来!
お歳暮のマナーを知っておかないと、おススメできないではないですか(;´・ω・)
というわけで今回は、
有楽看板娘★番外★お歳暮マナー編といたしまして、看板娘の古川が「お歳暮マナー」について学んでみました。
マナーをあまり知らないよという方や、これからお歳暮贈ろうとされている方、
今後の参考にしていただけたらと思います。
最初に思った疑問が、「お歳暮の由来ってなんだろう?」でした。
年の暮れにお世話になった方へのご挨拶というのは、なんとなく理解しておりましたが、
いつ頃どうして始まったのか、まったく知りませんでした。
調べた結果・・・その歴史はまさかの室町時代!
お正月に御先祖様の霊を迎え入れる「御霊祭(みたままつり)」の際に、
鮭や数の子などをお供え物としていたのが、起源なのだとか。
そのうちに、お供え物を親戚や近隣の方にも配るようになった習慣が変化し、
現在のような「お世話になっている方へ暮れのご挨拶・贈り物」のお歳暮となりました。
江戸時代にも、年末に贈り物をしたという記録があるそうですから、びっくりですね( ゚Д゚)
続いて2つめの疑問。「贈る時期に決まりはある?」です。
お歳暮は本来風呂敷に包み、直接持参し渡すのがマナーなのだそうですが、
近年事情で対面を控えざるをえない、また遠方でお伺い出来ないなどの理由により宅配便で贈ることが多いと思います。
お歳暮を贈る時期は地域で若干異なるってご存知ですか?
私はこれまた、初耳でした(;´Д`)
本来「正月事始めの日」である12月13日から12月20日までに贈るものとされていたようですが、
近年は関東地方を中心に贈る時期が早くなっているそうです。
例えば、関東では11月末に贈るのが増えたそうですが、一般的に12月初旬~20日前後なのだとか。
北海道・東北・北陸・東海・関西・四国・九州では、12月10前後~20日前後までに贈るそうです。
因みに沖縄はお歳暮の時期が長く、12月初旬~25日前後までとされています。
贈り先の習慣に合わせる必要があるようです。
ただ、お正月の料理に使える生鮮食品を贈る場合は、日持ちしない為お正月に近い日にちで贈るという配慮も必要です。
贈る相手は明確には決まりありませんが、
日頃からお世話になっている上司や習い事の先生、両親や親戚がほとんどだと思います。
ただ、贈ることの出来ない職業のかたもいるので、注意が必要です。
例えば、公立学校の先生のような公務員や政治家は、利害関係者から受け取るのが法律で禁止されています。
相手に迷惑をかけてしまわないよう、気を付けましょう。
流石に、これは私も知っていました。(^^)v
おそらくお歳暮に限らず、贈り物の際にどうしようか悩むのが「相場」だと思います。
付き合いの深さで前後するとは思いますが、一般的な相場は3,000円から5,000円です。
取引先や友人、知人は3,000円程度。上司、結婚式の仲人、同居していない両親などの場合は5,000円程度。
例外としては、お中元無しでお歳暮のみの場合や、贈る側の年齢が高い場合、
重要な取引先の場合などは5,000円から10,000円ということもあるそうです。
ただ、贈られる側としてはあまり高価な物だと、お返しなど気を使ってしまいますので、難しいところですよね(;´Д`)
難しいといえば、贈る品も悩みますよね。
感謝の気持ちをこめて、贈り相手が喜んでくれる物を選びたいところ。
相手の好みや年齢、家族構成を考慮して選ぶ必要があります。
お歳暮売り場の定番としては、ハムやソーセージ・コーヒー・ビール・スイーツ、
お正月に喜ばれる数の子や鮭、カタログギフトといったところでしょうか。
そうそう!「有楽おススメの果物」も喜ばれると思います♪👈👈👈ここ重要(笑)
贈り物のオススメとしては、みかんの箱やメロンの2個入り・3個入り、ブドウ類やリンゴ・梨の盛り合わせなど。
有楽に納品される果物は、とても人気があります♪
つい先日も、果物の詰め合わせを何箱か賜りました(*’ω’*)
★果物の種類は季節やその日の入荷によって、若干変わります。★
★また、箱や盛り用の入れ物などご用意に日数をいただく場合があります。★
★詳しくはスタッフへお尋ねくださいませ。★
また、贈る相手がお酒の好きな方でしたら、
有楽の景品コーナーに多数のお酒もご用意しておりますので、こちらもお歳暮としてオススメですよ。
ビールはもちろん、日本酒、焼酎、ウィスキー、梅酒、果実酒、地元のお酒いろいろ取り扱っております。
一升瓶もあります♪
商品券も定番化しているようですが、
目上の方に贈るのは失礼にあたるので、気心の知れた相手以外は避けた方がよさそうです。
贈ってはいけない品もありますよ(; ・`д・´)要チェック!
☆金券・現金
金額があからさまなうえに、相手がお金に困っていると思っていると捉えられてしまうとのこと。
喜ぶ品物を選ぶ心遣いがないとも思われるみたいです。怖っ(-_-)
☆履物・マット
マットやスリッパなどは「踏みつける」を連想されるため、贈り物にはNG。
☆刃物
「切る」ために使う刃物は、「縁を断ち切る」という意味に捉えられてしまいます。
「これからもよろしくお願いします」と贈るお歳暮には、100%合いませんよね。
☆ハンカチ
日本語で書くと「手巾」。
てきれ(手切れ)とも読めてしまうので、刃物と同様に縁の切れ目を連想してしまうそう。
上記以外でも、時計・文房具・鞄・肌着・不吉な意味の花言葉を持つ花、
語呂合わせで「死」や「苦」を連想してしまうものなど、物の意味に注意して選ばないといけませんね。
とても勉強になります(>_<)
もうひとつ勉強しないといけないのが「熨斗紙」のマナーです。
贈り物の際に「熨斗紙どうされますか?」と聞かれることがあると思います。
お歳暮の場合は、基本的に付けるのが一般的です。
お歳暮に使われるのは「紅白の蝶結び」と呼ばれる熨斗紙です。
最近では、短冊熨斗紙も多く使われているようです。
通常の熨斗紙よりも面積が小さいため、贈り物の右上に貼って使用します。
カゴ盛りの果物やお菓子などによく見かけます。
簡易的に感じますが、失礼にあたるというわけではないそうです。
熨斗紙のかけかたは、「内のし」と「外のし」の2種類があります。
控えめにお祝いしたい場合や、郵送の場合は品物に直接熨斗紙をつけ、その上から包装した「内のし」が使われます。
直接訪問して渡す場合は、包装紙の上から熨斗紙をつけた「外のし」となっています。
他に熨斗紙の注意点といえば・・・
☆海産物など生ものを贈る場合
「のし」はつけないのが一般的です。
「のし」というのは熨斗紙の右上に書かれている飾りのことです。
この飾り自体が海産物のアワビを表していて、生ものに「のし」がついている熨斗紙を使用すると、
意味合いが被ってしまうため、「のし」の書いていない「掛け紙」を使用します。
☆自分、もしくは贈る相手が喪中の場合
お歳暮はお世話になっている方への御礼なので、喪中でもお渡しは失礼にあたりません。
ですが、紅白の水引が書かれている物は「おめでたい」意味があるので使用せず、
白無地の奉書紙か短冊に表書きと名前を書くようにしましょう。
忌中の場合は香典の意味合いになってしまいかねないので、時期をずらし忌明け(四十九日以降)にしましょう。
お歳暮時期がずれてしまう場合は「お歳暮」ではなく「寒中見舞い」として贈るそうです。
ふううう。マナーを覚えるのも大変(;´Д`)
ちょっと間違えると失礼にあたるので、とても重要ですね。
今までお歳暮贈った事ないけれど、今年は今なかなか会えない友人に贈ってみようかなと思います。
贈り物を選ぶのはすごく悩みますけど、相手の喜ぶ姿が見られたらとても嬉しいですよね。
皆様も迷う事があると思います。その際は是非、お気軽にスタッフまでご相談ください。
景品のことなど親身になり、対応させて頂きます(*^^*)
長くなりましたが、最後までお付き合いくださりありがとうございます。
今年のお歳暮の少しでも参考になりましたら幸いです♪
記事担当:青果部 看板娘 古川