皆様こんにちは。
看板娘の美味しい情報のお時間ですよ~♪
今回の担当は森岡店より古川が務めさせていただきます。
どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
今回注目するのは「サツマイモ」のニューフェイスといっても過言ではない品種です。
サツマイモといえば「紅こがね」や「紅あずま」、「紅はるか」「安納芋」が代表的なところ。
ところがどっこい!
この世に生まれてまもなく、あっという間に人気になっている品種があるのです!
それは・・・『シルクスイート』です(≧▽≦)
『シルクスイート』は2012年にデビューしたばかりの、比較的新しい品種です。
熊本県に本社があるカネコ種苗株式会社さんが、
「全く新しいさつまいもを作ろう」というコンセプトのもとに作られたそう。
紅はるかの親の一つである「春こがね」と「紅まさり」を掛け合わせて誕生しました。
いわば「紅はるか」の弟分といったところでしょうか。
少し甘めの味わいが楽しめる「春こがね」 + 滑らかな食感の「紅まさり」 = !!!!
上品な甘さと滑らかな舌触りが楽しめる『シルクスイート』の誕生です(^◇^)
親の良いとこ取りしたサツマイモになりました。
「シルク」のように滑らかな食感で、しっとり柔らかい甘さが楽しめることから、
『シルクスイート』の名前が付きました。
形は紡錘形で、色は紫という見た目は「ザ・サツマイモ」な容姿です。
近年テレビ番組等で取り上げられることも多く、瞬く間に人気がウナギ上りに!
人気を博した理由は、なんといっても「シルク」のようにスジが少なく滑らかな食感が楽しめる事。
基本焼き芋などは「ねっとり系」や「ホクホク系」にわかれますが、
『シルクスイート』はその間の「しっとり系」になります。
上品な甘さの、しっとり滑らかな食感・・・そりゃ人気になるわけですよ( *´艸`)
あ。焼き芋について以前、記事を書いていますので是非こちらもご覧下さい♪
「しっとり系」と先程言いましたが、『シルクスイート』には他にも特徴があります。
なんと!!
「ホクホク系」にも「ねっとり系」にもなるという、両極の魅力を併せ持っているのです!!
どういう事かというと・・・
基本サツマイモは収穫してから、甘さを引き出す為にしばらく出荷せず、2~3ヶ月寝かせておく期間があるそうです。
一般的な収穫時期は9月から10月ごろで、食べ頃の旬は「11月~春ごろ」とされています。
『シルクスイート』は出回り始めたころに焼き芋にすると、「ホクホク」とした食感が楽しめ、
十分寝かされた春ごろに食べると、「ねっとり」に近い食感が楽しめるのです♪
甘いのが苦手な方やホクホクした食感がお好きな方は、出回り始めがオススメ。
『シルクスイート』特有の「しっとり滑らか食感」「上品な甘さ」をお楽しみいただくなら、
春ごろ出回っているものを選んでください。
因みに、ご家庭で保存をするのならば、
乾燥を防ぐために新聞紙などに包んでから、15℃くらいの風通しの良い冷暗所で保存を。
冷蔵庫で保存すると、逆に早く傷んでしまう可能性があるので気を付けて下さいね。
人気がある『シルクスイート』ですが、
まだまだ生産量が少なく、なかなかスーパーなどの店頭で見かけないかもしれません。
出回り数は、「安納芋」や「紅はるか」のなんと1/10程度なのだとか。
「幻のさつまいも」と評されることもあるみたいです。
見かけたら「しっとり滑らか」を実感するチャンスですよ!
是非、手に取っていただいてご家庭でお試しあれ♪
美味しい食べ方の一例としましては、
★焼き芋★
『シルクスイート』本来の味を堪能するのなら、間違いなくオススメ!
収穫して間がない『シルクスイート』で「ホクホク」を楽しむのも、
貯蔵され寝かされたもので「しっとり滑らか」を楽しむのもあり♪
★干し芋★
『シルクスイート』の甘みを最大限に楽しむなら干し芋!
寝かせた時間の経過とともに甘みが増す特性が生かされ、甘みがより際立ちます。
★スイートポテト★
『シルクスイート』の絹のような舌触りをスイーツで味わいたいなら、スイートポテト!
と、ここまで『シルクスイート』について熱く語りましたが・・・
私自身、まだ『シルクスイート』を食したことが無かったΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
では、この場を借りて初の『シルクスイート』を実食してみます♪
熱々の焼き芋に、ハチミツをかけてバターを乗せて、と。
「ん~~~まあ♥♥♥♥♥」
頬っぺたが落ちるくらい美味しい( *´艸`)
確かに、しっとり滑らかしています♪♪
あまり上手に食レポを出来ないので、実際に食してみてください。
人気があるというのが実感できると思います。
美味しいので食べ過ぎに注意ですよ(笑)。
記事担当:青果部 看板娘 古川