半田運河は四季折々で色々な催しものが行われます。
僕が幼少の頃に見ていた半田運河とは違い時代と共に変わりゆく半田運河。
昔はこの半田運河で泳げたとか。
そんな半田運河で毎年8月頃に行われる「半田運河キャナルナイト」を散歩してみました。
と、その前に4月下旬に執り行われる「下半田祭礼」でもこの半田運河沿いに提灯を灯した山車が揃います。
また5月には鯉のぼりが飾られ半田運河の水面には色々なものが映し出されています。
キャナルナイトは、アートイベントになります。
半田運河に光の玉を投げ込み水面には無数のヒカリノ玉がゆらゆらと浮かびます。
来場者に2500個の光の玉を配布し投げ込みます。
川の流れに左右され光の玉が固まります。
今年は満ち潮だったのか運河の北側に光の玉が集まりました。
この北側には国盛の酒蔵が立ち並ぶエリアがあり雰囲気もいい感じです。
投げ込まれた光の玉は半田運河を映えさせます。
運河沿いには、さまざまな演出が行われていました。
光の箱アートや番傘アートなど蔵の道をほのかに照らしていました。
元々、この辺は古い蔵が立ち並び酢や酒などの醸造業が盛んで、
半田運河から廻船で江戸などに運ばれていました。
所々で見られたこの演出。
なんだろうと思い近づいてみると、なんと茶色の紙袋に「半田運河キャナルナイト」の刻印をし、
普段からある運河灯に被せてありました。
昔はこんなに整備されていなかった半田運河もお洒落になりました。
このイベントには多くの屋台も出店されていました。
ラーメンから地元ビールの「かぶとビール」、焼き餃子やピザ、煮込み料理などもありました。驚きです。
かき氷やタピオカドリンクなどもあり光のアートの2日間で59店舗の出店がありました。
ワークショップや物販などもあり多くの人が足を止め見ていました。
屋台には長蛇の列が出来ておりなかなか買うことが出来ませんでしたが、
帰りにラッキーな事に直ぐに買えるお店でから揚げとウインナーを買うことが出来ました。
今年は、半田市民盆踊りとは別日で開催されていました。
たしか昨年までは同日だったような気がします。
毎年、イベント自体を拡張したことで参加者も増え今年は別日だったのかと思いました。
半田運河の夏の風物詩になりそうです。
散歩したスタッフ:りんくう店 堀尾