皆様こんにちは。
今回の知多散歩は「番外編」といたしまして、
りんくう店がある常滑市セントレアからビューンと飛行機で2時間程♪
有楽グループ毎年恒例となっております、研修旅行先の北海道からお送りします。
ひろ~~~い北海道の中でも今回は、
札幌市から西に約1時間半で到着する「余市」をお散歩してきました。
余市と言えば蒸溜所、余市蒸溜所といえばニッカ、ニッカといえば・・・
マッサン(●´∀`)ノ
という事で、蒸溜所見学に行く前にドラマ「マッサン」全部見ましたよ。
涙あり笑いあり驚きありで、すぐにはまってしまいました。
余市駅に到着したら、駅から見える所に蒸溜所はあります。
駅前には、石碑やのぼり旗、
歩いて向かうとどこからか、「麦の唄」が流れてきます。完全にマッサンモードです。
蒸溜所の中に入ると、赤い屋根が印象的な石造の建物が左右に並びます。
いろいろな文化財に登録されている建物も多く歴史の深さを感じ、
異次元な感じが、これまたマッサンの世界に入り込ませてくれます。
ガイドをしてくれる可愛いお姉さんがウイスキーの製造工程を説明しながら、それぞれの棟を案内してくれます。
なかでも蒸溜棟は、重厚でコクのあるモルト(麦芽)原酒をつくるために最適な形の『ポットスチル』と、
今ではとても珍しく余市でしか見られない『石炭直火蒸溜』を見学する事ができます。
春・秋は工場が稼働していて、見学した日も実際に石炭をくべる作業を見る事が出来ました。
写真の右から2番目の少し小さなポットスチルは創業当時の物という事は・・・
マッサンが設計導入したもの!!それだけで大興奮な私です。
ポットスチルだけではなく、数々の貴重な物がたくさん蒸溜所内にはあります。
広大な敷地の中に、旧竹鶴邸、旧事務所、第一号貯蔵庫など、
戦争を乗り越えて今なお残る建物に、とても感動します。
第1号ウイスキーも展示してありました。
量が減っているのは、誰かが飲んだ訳ではなく、
昔はコルク栓だったので、時間と共に少しずつ蒸発したのだそうです。
貯蔵されているウイスキーも時間と共に少しずつ蒸発していきます。
古い年代のウイスキーは寝かせた期間が長いだけではなく、
販売できる量も減ってしまう為に高価な物になってしまうのです。
現在、余市蒸留所では一番古いウイスキーで70年の物が眠っているそうで・・・
とても味が気になります。
見学の最後には、ニッカウヰスキーの試飲もあります。
オススメの飲み方を教えてくれて、綺麗な景色を見ながら、しかも無料!!
もう最高です。
有料の試飲もあって、こちらでは、
販売が終了した年代の貴重なウイスキー等を飲む事ができます。
今回、書いた以外にもウイスキー樽や原料について学べる博物館や、
竹鶴政孝の経歴、ドラマ「マッサン」の衣装、などなど
他にも沢山の見所がある『余市蒸留所』。
お酒が苦手な方やウイスキーに詳しくない方でも、楽しめると思います。
北海道観光でオススメですよ~♪
散歩したスタッフ:りんくう店 間瀬