皆様こんにちは。衣浦店知多散歩を初担当します上村です。
先日、衣浦情報局として、
僕の趣味でもある魚釣りを題材にした衣浦フィッシング倶楽部として紹介しましたが、
今回は知多散歩という事で知多半島の事についてご紹介します。
知多半島はその昔、水不足に悩まされていたそうで今でもその名残りで多くの溜め池があります。
その為にこの知多半島は全国でも有名なブラックバス釣りスポットが多数あるんです。
(まぁ~そんな事は釣り好きな自分以外には関係ないですね・・・)
さて、そんな水不足に悩まされた知多半島なんですが、
数少ない湧水が半田市にあるという事で、今回早速行ってみました。
詳しい場所を調べようと地元に住む衣浦店スタッフに聞いてみましたが、
細かい場所は解らずパソコンで調べてみても思ったより情報が少なくて解らない・・・
行ってみれば何とかなるかなと軽く考えて行ったんですが見事に迷いました。(笑)
田園地帯の住宅街にある感じの場所で、
山田屋ベルというお食事処の向かいという所までは解ったので、
子供と2人で行ったんですがそこからが解らない・・・
子供と迷いながら彷徨う事20分程、
近くを歩いていた方に詳しい場所を聞いてやっとたどり着きました。
表通りから1本奥に入ったところで見えなくて歩き回りましたが、
実際に着いてみるとすぐ横に駐車場もあり車で目の前まで行けました。
この湧水は真古酌の薬師水というそうで、
その歴史は古く江戸時代から伝わっているそうでその伝説が看板に書いてあります。
井戸のように見えますが、
湧いた水を集めてパイプの先から流れ出るようになっていて、
ペットボトルなんかでも汲みやすくなっています。
ここには柄杓や鉄の器も用意されていて手ブラで行っても大丈夫ですが、
気になる方はコップなんかを持っていくと良いかもですね。
触ってみると思ったより冷たくない!
湧水というと山奥の雪解け水なんかのイメージがあったんですが場所の問題ですかね。
では早速飲んでみましょう。味は・・・水なので無味ですね(笑)
この湧水は薬師水という名の通り、飲むと普通の水とは違う感じで、
手や足を洗うといつまでもスベスベして滑らかになるそうです。
この不思議な湧水はいつからか霊泉と呼ばれそのうわさは次第に広がり、
皮膚病に効くと遠方からも人々がこの湧水を汲みに来たそうです。
子供にも飲んでもらって感想を聞いてみたら返事は「普通の水!」でした。
まぁー子供にとっては霊泉だろうと湧水だろうと水は水なんですね。
当日はとても寒く時間も遅かった事もあり、1組のご夫婦が湧水を汲みに来ていただけでしたが、
暖かい日には近所の人が多数来るそうで、すぐ横にある休憩所で一休みしながら、
いろいろなお話しなんかもしているそうです。
この真古酌の薬師水はその昔、台風で一度崩壊してしまったそうですが、
今は区民の方の力で修復され滾々とその清水を湧き出し続けています。
地元の方の憩いの場にもなっている真古酌の薬師水!
興味を持たれた方は一度訪れてみて下さいね。
散歩したスタッフ:衣浦店 上村
真古酌の薬師水
基本情報
住所:〒475-0011 愛知県半田市稲穂町1丁目49−2
外部リンク
アクセス