釣りの極意はよ 悩み続けること
笑って行きます 迷い道
悟るくらいなら 死んじまえ
ああ 気がつけば ユウマヅメ
ホタルみたいな電気ウキ
いまやめて帰るのか 帰るのか
(ユウマヅメ/ザ クロマニヨンズ 作詞作曲 甲本ヒロト)
人生そのものにも通じるような哲学的な歌詞の「ユウマヅメ」という曲、私の好きなザ・クロマニヨンズの隠れた名曲です。
だから何って言われても困りますが、今回は釣りをテーマに記事を書こうと思ったので引用しました。
機会があればぜひ聴いてみてください。
申し遅れました、東浜情報局 服部です。
さて、数ある「趣味」の中でも人気の釣り。
私も「趣味は釣りです」と言えるくらいには嗜んでおります。
いや、結構ガチ勢に入るかもってくらいやってます。
一言に釣り、と言っても種類は多岐に渡ります。
そもそも、海、川、湖、池、など場所によって狙う魚や釣り方も違いますし船に乗ってやったり、ボートに乗ってやったり、陸からやったり、磯に渡ったり、と場所も色々。
釣りというものはとても多くのジャンル、種類があります。
私がやっている釣りは「海釣り」その中でもほぼ「黒鯛」という魚を狙っており、釣り方は「ふかせ釣り」「前打ち」「落とし込み」という釣り方になります。
分からない人にとっては、何言ってんだこいつ状態だと思いますが、まあそんな感じです。
船とかには乗らず、堤防からやる釣りですね。
休みの日はほぼほぼこの黒鯛釣りをして過ごしてます。
今回は自分の釣りをマニアックかつ偉そうに解説し、なんかちょっといい気になろうかと思ったのですが、誰も読まないと思うのでやめて、主に釣りをやったことのない人に向けて釣りの素晴らしさを説く、といった記事にしようと思います。
釣りに興味ないって思った方にこそ読んでいただきたいと思うので興味ない方も、もう少し我慢して読み進めてくださいね。
釣りの素晴らしさ その1
「自分との闘いにより強くなれる」
釣りというものは魚との勝負という側面の他、なんといっても己との闘いでもあります。
狙いの魚を釣るために仕掛けを考え、潮の流れを読み、エサの種類を考えたりする。
魚を釣るためには色々な事を考え実行しなければいけません。
特にここ愛知県は釣り不毛の地と言われており、はっきり言って魚が釣れないので、悩み考えながらやることはとても大事です。
また、夏の暑さ、冬の寒さに耐える精神力も必要になってきます。
夏は熱中症になるんじゃないかってくらい暑いですし、冬は時に雪が降る中で釣ることもあります。
そんなに暑かったり寒かったりする時は行かなければいいじゃん、という感じで自分でも非常にそう思うのですが、雪が降っても釣り場に向き合っていたり、暑さでフラフラになりながら釣り場を彷徨ってたりするのが真の釣り人なので、そんなことで怖気づいてはおれません。
こんな感じで、釣りはある意味闘い、特に自分との闘いです。
我慢強くなりたい、忍耐力をつけたい、困難に負けない強靭な精神力を身に着けたい、そんな方は釣りをやれば全て解決します。たぶん。
釣りの素晴らしさ その2
「努力が結果で出る」
釣りの目的はまずは「魚を釣る」ってことです。
しかし魚は簡単には釣れません。
潮の流れを読み、仕掛けを考え、粘り強く挑戦する。
こういった努力こそが釣果に繋がっていきます。
考え悩み悩んで釣れた魚というのは格別です。
私の狙っている黒鯛は、50㎝オーバーの個体が「年無し」と呼ばれており、黒鯛釣り師の1つの目標の基準となっております。
今年は生涯で2枚目の年無しを釣ることができました。
これも私のたゆまぬ努力の結果です。
つまり何が言いたいのかと言うと、私は努力の出来る人間だということです。
会社の上層部の方はぜひ今後そういう目で私を見ていただきたいので書いてみました。
はい、次。
釣りの素晴らしさ その3
「素晴らしい景色」
私は海釣り専門ですので、釣りをする時は当然海に行きます。
で、海ってだいたい良い景色なんですね。
たまに行く三重県はのどかで良いですし。
ホームグランドの名古屋港あたりも決してキレイな海ではないですが、違った趣がありとても好きな景色です。
たまに名古屋港に入港する豪華客船も見れます。
やっぱりね、海は良いものなんですよ。
少し悩みとかあっても
「海はこんなに広い、自分の悩みなどとても小さなものだ」
と都合よく悩みを消すことができます。
私はそんなに悩まないタイプですが、まあまあ重大な悩みがあっても海を見てると忘れることができます。
ついでに、なんか忘れちゃいけないことまで忘れてしまい、後から大変な事態になったりもしますが、大きな海の前ではそれすらちっぽけなことなので気にしません。
てことで、悩みの多い人は海で釣り糸を垂らしてボ~っとしてれば万事解決です。たぶん。
釣りの素晴らしさ その4
「猫と仲良くなれる」
釣り場にはだいたい猫がいます。
経験上、ほぼどの釣り場にもいます。
これは、釣り人がエサや魚をくれるのを知ってるんですね。
私が通っていた釣り場にはいつも3匹で行動している猫がいて、かなり仲良くなりました。
その猫たちの為にカリカリやチュールをわざわざ買って持っていってました。
猫も(たぶん)私のことを認識してくれており、なんなら私のことが好き(たぶん)で、私が釣ってる横でのんびり過ごしてくれたりしてました。
私の水筒をめっちゃ舐めてたのは、ちょっと嫌でしたが。
その3匹、ここ最近いなくなってしまい少し寂しく思っております。
どこかに引っ越したんでしょうかね。
私が出会った釣り場猫の写真をまとめて。
どうでしょう。
釣りをしたくなってきたんじゃないですか?
最初はどうやってやれば良いか、どこでやれば良いか、など分からないことだらけだと思います。
そんな時は近くの釣具屋さんへ行けばたぶん教えてくれますし、今は何でもネットで情報を得ることができるので、自分で色々調べるのもまた良しです。
身近に釣りをする人がいればその人に聞いたり、連れてってもらうのも良いですね。
とにかく、とりあえず釣ってみることが大事です。
そうすれば、次は違う魚を釣りたい、あの釣り場に行ってみたい、釣り大会に出たい、などなど趣味として広がっていくと思います。
釣りは生涯できる趣味です。
趣味を見つけたいとか、休みの日は暇で困っている、なんて人は釣りを始めてみてはいかかでしょうか。
ちなみに釣りは良いことばかりでなく、良くない面もあります。
たとえば
・釣り方によっては結構お金が掛かる。
・熱中し過ぎると釣りの事で頭がいっぱいになり、仕事や夫婦仲に影響する。「悪魔の趣味」とも言われてます。
・趣味を通じての恋愛的な感じの出会いを期待する人には向かない。出会いなんぞありません。
・暑い。
・寒い。
・日焼けする。
・車が臭くなる(魚、エサなどの臭いは結構強烈)
・釣り人のマナーの悪さに辟易とする(ゴミを放置する人多数)逆に人のゴミまで拾う人もいます。そちら側でありたいものです。
などなど、おすすめできない点もありますが、総合的には良い趣味としておすすめできます。
興味なかった人もこれを読んで興味を持ってもらえたら幸いです。
ちなみに私は意外と根が暗く、一人で黙々と釣りに向き合いたいので、教えて!連れてって!と言われても、それは嫌です断ります、すみません。
そんなこんなで、レッツ!フィッシング!
次の東浜情報局は8月8日。
お!有楽グループ全店合同「808の日」公開ですね。お楽しみに!
記事担当:東浜店 服部