今回のちた散歩は焼き物の街にある『常滑屋』さんにお邪魔させていただきました。
常滑屋さんは、
~常滑を愛し、常滑にこだわり、常滑の魅力を伝える場所として。~
を、コンセプトとしたお店で、ギャラリーも併設しています。
お店の外観は「古民家カフェ」といったところでしょうか?
味のある佇まいで雰囲気を醸し出しています。
店内の方は、普通?のテーブル席と、常滑焼の土管を使った椅子が置いてあるテーブル席があります。
土管の椅子って常滑らしさが出ていますね。
それでは早速メニューを見ていきます。
今回はランチタイムに伺ったので、ランチメニューを見ていきます。
他にもカフェメニューもあり、まったりと店内で過ごせそうです。
ランチメニューはどちらも『数量限定』『予約可』となっています。
今回は下調べをしてきたので、迷わず『常滑ちらし』を注文します。
常滑ちらしは、季節の地魚を使った手こね風のオリジナルお寿司となっています。
注文を済ませ、周りを見ていると、店内には常滑焼でできた急須などが置いてあります。
店内の賑わいの声が何とも心地よく、BGMの様に聴きながら心のリフレッシュをします。
そんなBGMを遮るかの様に私のお腹が「グ~っ」となった所で、タイミング良く常滑ちらしが到着。
私のお腹が「早く!早く!!」と急かしてきますが、一旦料理を写真に収めます。
プレートのセンターを飾る『常滑ちらし』
その周りを汁もの、お茶、煮物、海苔(常滑産)が囲んでいます。
まず初めに汁ものからいただきます。
胃袋を温めて「今から食事をするぞ!」と伝達をします。
溶き玉子が入った白だしベースの優しい味でした。
もう、胃袋は臨戦態勢に入っています。
続いて煮物に挑みます。
煮物の中身は「豆」「人参」「こんにゃく」のビッグ3!
お味の方は程よい甘みと醤油の風味が絶妙です。
これだけでご飯を一杯食べられます。
ではでは、最後にお楽しみの手こね寿司をいただきます。
常滑屋さんの手こね寿司は地元で採れた魚を使っており、地産地消を意識されているのが伝わってきます。
海苔も常滑産です。知多半島西海岸では海苔造りが盛んになっています。
すごく美味しそうな海苔を目の前に、少々興奮気味で、手ブレが。
さて、この手こね寿司をどう食べようか?
① そのまま食べる
② 海苔で巻いて食べる
③ 汁ものに入れて茶漬け風にして食べる
考えたらこの3パターンが出てきました。
が!うっかりミスで先に汁ものを飲み干してしまったのでパターン③では残念ながら食べられません…。
まずはそのままいただきます。
魚の旨味と大葉の風味が口の中に広がり、みょうがが良いアクセントとなってとても美味しいです。
続いて海苔で巻いて食べるパターンに挑戦です。
こちらにもみょうがと大葉を少し乗せ、海苔で包んでパクリ。
海苔の風味が食材の旨味を引き立てて、更に食欲を増進させてくれます。
海苔の枚数を上手く調整してペロッと完食。
ごちそうさまでした。
食後のデザートには可愛らしい季節の和菓子が付いてきます。
こちらの器にも常滑焼が使われていいますが、なんとも洒落たデザインになっています。
器に乗った和菓子が映えます。
今回の和菓子は『柚』と『椿』の2品です。
どちらも滑らかな口当たりで、上品な味となっていて美味しくいただきました。
みなさんも常滑にお立ち寄りの際にはぜひ『常滑屋』さんに足を運んでみてはいかがですか?
ノスタルジックな雰囲気に浸りながら美味しい食事を楽しめる事間違いなしです。
散歩したスタッフ:りんくう店 飯田