昭和の名横綱 第55代 北の湖の化粧まわしが目の前で見られる知多市の老舗ちゃんこ鍋店『ちゃんこ友綱』

皆様こんにちは。

今日、3月9日から大相撲大阪場所が始まります。

新横綱、豊昇龍関がどんな活躍をしてくれるか楽しみですね。

私が応援しているのは若元春、若隆景、若隆元の大波三兄弟です。

若元春関、若隆景関にはいつか大関になってもらいたいです。

お兄ちゃんの若隆元関には幕の内に返り咲いてほしいです。

野球大好きな私ですが、野球と同様に最近また見るようになった競技が大相撲です。

しばらく見ていなかったのですが、嫁の友達の影響で最近また見始めました。

最近は「スー女」と呼ばれる若い女性ファンが驚くほど多くいて、本場所や巡業、イベント会場などではプロ野球選手と変わらない黄色い声援が力士たちに飛んでいます。

私もこの年になりますと、現役力士たちは私の子供と同じような年代です。

子供のころに応援していた「大関 若島津関」や「横綱 千代の富士関」のような威厳や貫禄があるというテレビで見る印象だけの時代と違い、今の大相撲はYouTubeなどで近況がよくわかり親しみやすく近い存在になっており、若い力士たちは常に笑顔でファンに応え、好青年ばかりだなと感じています。

土俵の下では穏やかでやさしい力士たちですが、いざ土俵に上がると戦場のサムライのように迫力のある真剣勝負を見せてくれます。

筋骨隆々の鍛え上げられた肉体は不動明王の如く、その肉体は生きた芸術作品のようです。

そんな力士たちの力強い肉体を作り上げている食事で有名なのが「ちゃんこ鍋」です。

ちゃんこ鍋の印象は肉、魚、たっぷりの野菜を秘伝のスープで煮込んだバランスの取れた栄養満点の理想的な食事というイメージがあります。

私はまだ本物のちゃんこ鍋を食べたことがなく、今回の知多散歩で食事をさせていただく機会ができたのでとても楽しみにして時間がたつのを心待ちにしていました。

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ということで、今回の知多散歩はちゃんこ鍋で有名な知多市新舞子にある「ちゃんこ友綱」さんに、行ってきました。

創業はなんと昭和48年ということで、私と同い年で50年以上の歴史があるお店です。

元力士の初代大将がお店を開き、半世紀にわたり地域の皆様に愛されている名店のようです。

大将に店内の写真撮影をお願いすると「化粧まわしを撮って」と宴会場を案内してくれました。

そこには相撲ファンにはたまらないお宝がショーケースの中にありました！

「日本相撲協会理事長 第55代横綱 北の湖」の大きな綱と化粧まわしが飾ってありました。

はじめて綱を目の前で見て、その迫力に圧倒されました。

貴重な写真なども飾ってあり、小さな相撲博物館のようでした。

名古屋場所の時にはわざわざ途中下車して寄ってくれる相撲ファンがいると、おかみさんが教えてくれました。

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ちゃんこ鍋を食べる前に大将が「九州産の地鶏のたたき」がオススメで、もう時期が終わるので食べてみてと勧められたので、注文しました。

外をしっかり焼いて中はしっとりとした地鶏の鶏肉は歯応えがあり、鶏肉の甘みとうまみみを口の中でゆっくりと感じ取れる絶品でした。

ニンニク、しょうが、みょうが、玉ねぎと薬味を合わせて食べるとお酒の進む、箸の止まらない一品料理です！

「刺身」や「ほっけ焼き」など各種一品料理は、どれも美味しそうです。

友綱さんのちゃんこ鍋は、鶏ベースの秘伝ダシに野菜や豚ロース、自家製の鰯のツミレなどが入っています。

煮込んで食べ頃になると、秘伝ダシに魚介や肉、野菜などのうまみが溶け込んでさらに深い味わいになっていきます。

友綱さんのちゃんこ鍋は、ゴマをすり鉢ですり、その中につゆと具を入れて食べます。

ゴマのこくと風味が加わり、また食べたくなるようなクセになる味つけになっています。

最後の「〆うどん」は全ての食材のうまみがしっかりと麺に染み込んでいます。

残ったつゆを最後まで楽しむために追加で「雑炊セット」を注文して全て完食しました。

一通りお料理を美味しく頂きお腹いっぱいになりました。

「友綱アイス」気になっていたのですが…次回のお楽しみにとっておきます。

大将もお店のスタッフさんも、とても親切に対応してくださり、小心者の私でもゆっくりと楽しい時間を過ごすことができました。

今度来るときは、お酒がしっかり飲める環境を整えて来店したいと思います。

少人数向けの個室と広い座敷がありますので、ご家族や友達同士のご会食から最大80名様までのご宴会が可能だそうです。

忙しい時間帯に取材を快く受け入れてくださった大将とスタッフの皆様、ありがとうございました。

最後まで記事を読んでくださった皆様、ぜひ近くに寄られた際には、「ちゃんこ友綱」さんに、足を運んでみてください！

散歩したスタッフ：衣浦店 水野