皆様こんにちは、りんくう店のくまモンこと久野です!
今回のちた散歩は「常滑焼」についてご紹介します。
常滑市といえばやっぱり「常滑焼」が有名ですが、
「常滑焼」と「焼き物」の違いは皆さんご存知ですか?
なかなか知る機会がないと思うので、ここでご紹介しちゃいますね!
今日は常滑市奥栄町にある『玉光陶園』さんへ見学に行きました。
実は「常滑焼」と呼ばれるのは例外もありますが、
常滑市で焼くから「常滑焼」なのです!…引っ張ってしまってごめんなさい!
しかも組合に入っていれば市外で焼いても「常滑焼」と名付けることが出来るみたいです!
常滑焼の特徴は原料に含まれている鉄分を赤く発色させること、だそうです。たしかに赤みがかっていますね。
昔は朱色の茶器の急須の事を「常滑焼」と呼んでいたようです。
朱色焼(朱色の茶器を作ることを朱色焼と言います)は、2度3度焼くたびに色が変化するみたいで、
朱色焼は何種類もあり、とてもおもしろいんです。
ですが、朱色焼だけじゃなくもっと種類を増やしたい!とのとこでいろんな色の急須が増えていきました。
昔は常滑の焼き物は急須しか知られていなかったのですが、
最近では急須をはじめ、風鈴・どかん・楽器(オカリナ)と種類豊富なのです!
焼き物の風鈴・楽器はどんな音がするのでしょうか。
私は見たこともないので気になります!
オーダーメイドも可能ですが、製作期間に約1か月かかるので、
オーダーメイドを頼みたい!という方は早めの注文をした方がいいみたいです!
続いて常滑焼の造り方(急須)をざっくりご紹介しちゃいます!
① ろくろで各部品(4点)を引く(成形)
② 少し乾燥
③ 表面を仕上げる(削ってなめらかにします!)
④ のたをつけて組み立てる(のた…ねんどを水で溶いたもの)
⑤ 乾燥
⑥ 焼成(約30時間!)
⑦ ふたをすりあわせる
⑧ 完成!
一番大事なのはふたが精密にしまることです!
しっかりしまらなかったら作り直しみたいです…。
一度に何個も焼くのです、が焼くまでが大変そうですね!
すごく細かくて大変な作業だと思いますが、面白そうですよね♪
陶芸に興味を持って、私も作ってみたいと思った方!なんと玉光陶園の直営店に陶芸教室もあるんですよ~!
少し場所は離れてますが…(^_^;)
もちろん「常滑焼」の販売もしていますよ♪
皆様も一度、足を運んでみてはいかがですか?
散歩したスタッフ:りんくう店 久野