今回の知多散歩は、常滑市金山字上砂原にある『常滑 陶芸体験 咲茶楽(ささら)』さんにお邪魔させて頂きます。
咲茶楽さんは「常滑市焼物卸団地セラモール内」にある、初めてでも楽しく陶芸体験ができるお店です。
早速、お店にお邪魔します。
店内に入ると、「招き猫」や「急須」、「茶器」等の常滑焼がありました。
沢山ある中から、気になった常滑焼を少しご紹介させていただきます。
まず、猫好きの方にはたまらない「招き猫」達です。
様々なお店で見かける「招き猫」や、可愛い「招き猫」まで沢山、福を招いていました。
次に、シェア日本一を誇っている常滑焼の急須も多くあって、その数に驚きを隠せませんでした。
最後に、インパクト絶大!足を止めて、見入ってしまいました。それは…
店内で色々な常滑焼を鑑賞した後は、本日のメイン、陶芸体験スタートです!
まずは、職人さんがお手本を見せてくださいました。
手に水を付け、粘土を柔らかくします。
そして、真ん中にくぼみを付けて、
手を添えていると…。あっという間に「ぐい吞み」が完成しました。
時間にして、数分。あれよあれよと出来てしまうではありませんか。
更に、表面に模様を付けると…
今回の知多散歩は驚きの連発です。
さあ、職人さんに教えて頂きながら、初の陶芸体験スタートです。
恐る恐る粘土に触っていきます。
今回、作るのは、『丼』です!
最初に周りから中央に向けて、高くしていきます。そして、上から抑えて、元に戻します。
この工程を数回繰り返すと、固かった粘土が徐々に柔らかくなっていきます。
柔らかくなったら、親指で真ん中に「くぼみ」を作ります。
この「くぼみ」の一番下が、『丼』の底になるそうです。
「くぼみ」ができたら、側面を伸ばしつつ、薄くしていきます。
職人の方がとても優しく教えてくださいました。
でも…。この薄くするのが、とても難しい!
一度、「ふにゃっ」としてしまうと、皆様ご存知の通り、ぐにゃぐにゃとした茶碗が回ってしまいます。
でも、安心してください。すぐに職人の方にサポートして頂き、直してもらえます。
何回も繰り返すと、徐々に形が整って、完成です。
焼き上がりの陶器の色は、8種類から好きな色を選ぶことができます。
今回は、「ピンク」にしてみました。
これで、人生初の陶芸体験は終了しました。
陶器は、この後「素焼き」「釉薬(着色)」「本焼き」を経て完成になります。
焼きあがるのは、約2ヶ月かかるそうです。
私だけのピンクの「丼」がどのようになるか、とても楽しみです。
陶芸体験の後は、飲み物のサービスが付いてきます。
ホットコーヒーを頂きましたが、「コーヒーカップ」から「スプーン」、「小皿」に至るまで、
咲茶楽さんで作られた「常滑焼」でした。最後の最後まで驚かされた一日でした。
今回、初めて陶芸体験をした感想は、最初に、粘土がスベスベしていて、気持ち良かったのが第一印象です。
又、職人さんの技術にひたすら感動をしながら、自分だけのオリジナルの陶器が作れるのが良かったです。
時間も忘れて、楽しむことができたので、またやってみたいです。
子供たちにも話したら、「ずる~い!やりた~い!」とせがまれてしまいました。
今回、良い体験ができました。ありがとうございました。
皆様もドライブなどで常滑市にお越しの際は、
『常滑 陶芸体験 咲茶楽』で常滑粘土に触れて、癒されてみてはいかがですか?
散歩したスタッフ:りんくう店 田中・久野