今回のぶらり知多散歩は、
東海市で毎年9月下旬に執り行われる「尾張横須賀まつり」をご紹介します。
このお祭りは毎年秋口に執り行われる「愛宕神社」の例祭になります。
東海市と言えば、海老せんべいの老舗/坂角総本舗の本社兼本店があります。
また、愛知製鋼本社があり、日本製鉄名古屋製鉄所や大同特殊鋼工場など、
中部圏最大の鉄鋼基地を擁し「鉄鋼のまち」として知られています。
尾張横須賀まつりには、山車が曳きだされます。
名古屋型を基本に横須賀の町並みに合わせた山車になります。
狭い道に迫出した民家の軒下をかわせる様に胴体は細く上部は大きくなっています。
山車の特徴だと思います。
5輌の山車があり、
大門組山車/本町組山車/北町組楓童車/公通組圓通車/公通組八公車になります。
山車の詳細を書き記した看板もあります。
山車の建造や大幕などが紹介されています。
各山車にはそれぞれ「からくり人形」が有ります。
愛宕神社前にてからくり人形奉納が行われます。
公通組は2輌の山車を保有しており毎年曳きだす山車を交代させています。
今年は、公通組八公車が曳きだされており、
公通組圓通車は山車蔵にて見学のみで曳きだされる事はないです。
ただ、今年行われた「東海50周年祭」では、
尾張横須賀まつりで曳き出される5輌の山車も勢ぞろいしました。
なかなか見ることの出来ない光景です。
山車には煌びやかな装飾や名匠の施した彫刻などが有ります。
また、各山車組には法被の組紋がそれぞれ違うのも特徴です。
何て読むのでしょうか??
見せ場は「大どんてん」!
どんてんとは、山車の前方を持ち上げ山車の方向転換をする事を言います。
前楫と後楫の計8名の楫取りで行われます。
初めて楫取りをする若者を「新楫」と呼び祝儀の手拭いを送るのが慣わしで、
祭りが近づくと手拭いが町内で売り出されます。
尾張横須賀まつりを訪れた時にちょっと休憩に立ち寄るには凄く良い店があります。
「喫茶もとはま」です。
おすすめは、鉄板イタリアンスパゲティーになります。
毎年祭りに訪れた時に立ち寄ります。是非ともご賞味して頂きたいと思います。
散歩したスタッフ:りんくう店 堀尾
尾張横須賀まつり
基本情報
住所:477-0036 愛知県東海市横須賀町四ノ割23-1
電話:0562-32-2557
開催時間:17:00~21:15
外部リンク
尾張横須賀まつり: リンク先を開く
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