今回散歩するのは、名鉄知多半田駅から歩いて3分以内で到着する、
角打ちが楽しめてワインも買える「カオナガ酒店」さんです。
実は前回ご紹介した「ジャポネ」さんの隣の建物です。
ちなみに「角打ち」って聞いた事ありますか?
あまり聞き馴染みのない言葉ですよね?
「角打ち」とは酒屋さんの店先に設けられた立ち飲みスペースでお酒を飲む事です。
四角い升でお酒を飲むのが言葉の由来だそうです。
ただし、ここ「カオナガ酒店」は日本酒ではなく、
基本はワイン専門店なので、升では飲まず、ちゃんとワイングラスでいただけます。
「カオナガ酒店」はしっかりしたバーカンターがありますので、ゆっくりとワインを楽しめる事ができます。
歯医者さんだった建物をイノベーションした店舗なので、所々にレトロな雰囲気が漂います。
この照明は歯医者さんの待合室で使っていたモノだそうです。
そして、お気に入りのワインを購入する事もできる、一石二鳥のワイン好きにはたまらないお店なんです。
ワインの種類は国産ワインと輸入ワインが約半々の割合いで置いてあります。
もちろんワインの他にも色んなお酒が楽しめるようになっています。
全くワインを知らない方でも、お店の人が色々と丁寧に教えてくれます。
私もワインの説明を色々と聞いていたのですが、何が何だか分からなくなりましたが、
自分の好みのワインをチョイスしていただけますのですごく安心です。
ワインのラベルだけ見ても格好良いモノが揃っていて、見てるだけで楽しくなります。
ワインに合うおつまみも色々と揃っています。
散歩した日のおすすめは、三河鶏の塩肉じゃがとキノコとオリーブのマリネでした。
店名の「カオナガ酒店」と聞いて、変わった名前だよな~と感じる方も多いと思いますので、
マスターにお店の名前の由来を聞きました。
カオナガとは、
村上春樹さんの「騎士団長殺し」の小説の中に登場する、得体の知れない生き物だそうです。
詳しくは「騎士団長殺し」を読んでみてください。
その他に系列店で「カオナガ酒店」近くにある「リトル・ピープル」と、
JR半田駅前周辺にある「やみくろ」があり、
その両店も村上春樹さんの小説に登場する得体の知れない生き物から、店舗名を付けているそうです。
知多半田周辺にお散歩がてら、ふらっとゆっくり角打ちするのもよし、
宅飲み用のワインを購入するのもよし、一石二鳥の「カオナガ酒店」。
楽しいひと時を過ごしてみるのはいかがでしょうか?
散歩したスタッフ:本部 新美
カオナガ酒店(カオナガサケテン)
基本情報
住所:〒475-2875 愛知県半田市天王町1-15(万平ビル1F)
電話:0569-89-0437
定休日:日曜日、祝日
営業時間:16:00~23:00(ラストオーダー 22:30)
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