『一期一会』
この一期一会というのは千利休の茶道の一番の心得で、
『あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ないたった一度きりのものです。
出会いの一瞬一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをしましょう』
と言う意味合いを持っています。
私自身が一番大好きな言葉であり、
日々の生活の中で一番気を付けている心構えでもあります。
有楽グループで働き始めて、もうかれこれ23年目になりますが、
これまでに色々な店舗を回り、たくさんのスタッフと出会い、数えきれない程多くのお客様との出会いがありました。
その出会いの中から多くの事を学び、私自身の中で経験となり成長し、今の私があるのだと思います。
人は皆、ほとんどが「人と向かい合う」「人との繋がりをもつ」という環境にあります。
人から学ぶ事は多くありますので、どんな人に対しても「敬う気持ち」をもって
相手を常に見上げて接する事が大切な姿勢だと思い、ずっと心掛けて来ました。
私が転勤して間もなく本店のハッピーサイクルプロジェクトも始まりました。
何も無い所から始まった本店のプロジェクトですが、
本店の【コンセプト&ゴール】製作の全てに携わったことで、とても想い入れの強いものが出来上がりました。
【コンセプト】行こう!帆船『ノスタルジア号』
【ゴール】どこにもない『安心感』を手にしよう!
本店は今年で49年目となり、
現存するパチンコ店の中でも「最古のパチンコ店」と言っても過言ではなく、歴史のたくさん詰まった故郷のようなお店です。
店長をはじめ、全スタッフを交えて作られたこのコンセプト&ゴールは
長年、店舗を育んできた本店スタッフだからこそ作り出す事が出来た物だと思っています。
・昔の懐かしさを思わせる本店で、お客様が心からくつろいで遊べる安心感。
・動力の無い帆船を動かす様に、スタッフ同士で繋ぎ合わせるチームワークという名の安心感。
経験豊富なベテランスタッフ揃いの本店だからこそ出来る店舗作り。
『本店にしか出来ない安心感のいっぱい詰まったお店にしよう!』
これが有楽本店という店舗が目指す目標となりました。
私自身、【安心感=心の繋がり】だと捉えています。
人と人が繋がる上で最も重要なのがコミュニケーションになります。
お客様やスタッフの事をより深く理解してコミュニケーションを取るためにも、
相手を「敬う気持ち」と「思いやる気持ち」を持つこと。
そして、すべての人に対して『一期一会』という大切な心構えで接すること。
この先もずっと、この「大切な心を常に持ち続ける」という私自身の想いを胸に留めて仕事に取り組んで行きたいと思います。
有楽グループ 有楽センター(本店)
次長 戸田 雅史