『小さな事からコツコツと』
この言葉を聞いて真っ先にイメージするのはタレントの「西川きよし」さんです。
これは本人の座右の銘であり、持ちネタ(ギャグ)として定着しているのは多くの方がご存知かと思います。
私も西川きよしさんの持ちネタと言う認識で、あまり深く意味を考えた事がありませんでした。
しかし、この言葉を一つ一つ噛み砕いてゆくと、
「一つ一つの小さな事から始めて行くと、後に大きな効果を得られる」
といった意味になると気づきました。
似たようなことわざに、
“ローマは1日にしてならず”
“千里の道も一歩から”などありますが、
『小さな事からコツコツと』こちらの方が私にしっくりときます。
突然この言葉に思い至った理由として考えられるのは、
最近になって物事の考え方が以前よりも明確になってきたことにあります。
そのきっかけは、ハピプロとして取り組んでいる駅前店のゴールにある、「新まごの手を作り上げよう」という言葉です。
「新まごの手」とは従来の接客サービスを、よりお客様目線で個々のお客様に合わせたサービスを提供しようとするもの。
この「新まごの手」を作る為には、個々のお客様を良く観察し、
趣味趣向・行動や言動、癖やタイミングを全て知る必要があります。
しかし、一度にそれを全部理解して実行に移すのは不可能な事です。
だからこそ、一つの小さな情報を皆で共有していき、協力して積み重ねていけば、より多くの情報となり、
少しずつ「新まごの手」に近づいていき極上のサービスが提供出来るようになると考えています。
小さくても確実にお客様に届くようなサービスを追求していくために、
『小さな事からコツコツと』これを念頭に置き、これからの仕事に励んでいくことが、私の想いです。
有楽グループ 駅前店
主任 武田 直樹