『笑顔が繋ぐ空間 ~ Connect to smile space ~』
私は有楽に入社して間もなく30年になろうとしています。
入社当時はこんなに長く働けるとは思っていなかったです。
当時を振り返ると自分自身の未熟さが本当に嫌になります。
お客様あってのサービス業にも関わらず自分自身の短所でも有る短気で、何度トラブルを起こしたことでしょうか。
若い頃だから仕方が無いと言ってしまえばそうなのでしょうが、今思えば、色々叱って下さった上司・同僚には感謝でいっぱいです。
年を重ねるに連れてやっと分かって来た気がします。
前回書かせて頂いた想いリレーから約9年、本当に月日が経つのは早いものですね。
この9年間で色々な出来事が有りました。
寂しく思える有楽名和店の閉店、今思えば沢山のお客様に「ありがとう」の感謝を伝えられたのだろうかと、心が凄く痛みます。
当時を振り返ってみても自分自身の未熟さが有り、沢山の「思いやり」が届いたのかどうか心配です。
時代が進むに連れて最新設備のホールさんも多くなる中、私が所属している有楽センターは日本で2番目に古いお店で、最新の機種・設備等は余り無い状態では有りますが、心の休息になるお店作りを目指して頑張っている次第です。
私が有楽に入り、サービス業に携わって変わらない気持ちが有ります。
それは来店された全てのお客様の「笑顔が見たい」です。
接客とは言われてやるものではなく、「常に自然に笑顔が溢れれば全ての人が幸せになれる」と私は思っています。
では、どうすれば自然に笑顔が出るのでしょうか?
そこで有楽グループで取り組んでいる、ハッピーサイクルプロジェクトです!
接客の考え方の一つに過ぎないのですが、最高のサイクルだと実感しています。
有楽センターのコンセプトは、「いこう!!帆船ノスタルジア号」、ゴールは「どこにもない「安心感」を手にしよう!」です。
古いお店ですがどこにも無い安心感はお客様にとって最高の癒しになり、憩いの場になるはずなのです。
そのためにも、私自身が笑顔を忘れない様に努力しないといけないと思いました。
5年後の有楽センターですが、現在の状況では私には想像が出来ません。
ただ心の癒しのお店作りを心がけてやって行くしかないのかなと、思ってしまう自分が居ますがそれではダメなのです。
古いお店だからこそ、新しいお店にはない、お店の雰囲気・安心感をしっかりとアピールして、「有楽センターに来たら安心して遊べるよ、ありがとうね」と言われ続けられるお店作りを目指し、「有楽はやっぱりNO.1のお店だよ」って言われるように、自分自身で出来る事をやり続けていきたいと思います。
そのためには自分に何が出来るだろうか?と、色々考えてしまいます。
やはり接客業で働く以上、沢山のお客様と交わる機会が多数訪れると思いますが、人は色々な個性が有り、性格もバラバラです。
でもご来店されるお客様は、本当に有楽センターが好きで、安心して遊びに来ていただいている方がほとんどだと思います。
ただ初めて来店したお客様が本店のような古いお店で常連様が多いお店だと「入っていいのかな?」と緊張されることがあるかも知れません。
しかし私達が安心し憩える空間を作る事で、どこでも味わうことのが出来ないような安心感が生まれ、又お店に来ようと思って頂けると思います。
私達が努力する事により、お客様とスタッフとのコミュニケーションが増え、より多くの笑顔が生まれると思います。
有楽センターが憩える空間になりお客様には沢山の笑顔が溢れるハズです。
全てのお客様に対し、常に安心感を出せるような接客を心掛けて最高のお店作りを行なっていくことが、私の一番の使命だと思います。
『笑顔が繋ぐ空間 ~ Connect to smile space ~』
これからも自然と笑顔が溢れるお店作りを目指す
私の奏でる想いの一曲です。
有楽グループ 本店
主任 大西 正尚