『Pleasant Place ~気持ちのいい場所~』
僕が前回の想いリレーを書いてから、もう10年が経過していたなんて…驚きました。
そんな前だったなんて、信じられない。
その時に書いたものを読み返しましたが、今と気持ちや考え方が、ほとんど変わっていないように感じました。
その時に決意した事を、しっかりと出来ているかどうかは別として、違う方向に行って無い感じもしてひと安心しました。
そして今回のテーマの「5年後の理想のお店像について」を考えてみました。
自分の5年後の理想のお店像を奏でる曲名。
それは「pleasant place ~気持ち良い場所~」です。
世の中には、数え切れないくらい色々な職業やお店があります。
色々な職業から時給・時間帯・やりがいなど様々な事を考慮して、有楽グループに入ったスタッフ達がいます。
有楽に入社して「気持ち良く働けている」と感じていたら…既存スタッフは自然と長く続けてくれるはずです。
そんなお店を作っていく為にどうすれば良いのかと言えば、やはりハピプロのSTEP1「自分からやってみる!」
自分から行動することが大切なわけです。
具体的に気持ち良く働くには…と、色々考えましたが、まずは働いている全員が笑顔なだけで気持ち良く働けるのではないでしょうか?
スタッフ1人1人が笑顔なら分からない事もお互い聞きやすいですし、お客様も居心地が良いと思います。
笑顔は、とても良いエネルギーを持っていると思います。
1人のスタッフが笑顔でいてくれたら、その隣の人も笑顔になり更に、その隣の人も
笑顔になります。
僕はその最初の笑顔でいないといけないと考えました。
そして職場の人達との関係性が良ければ、もっと気持ちよく働けるお店に近付けるはずです。
では関係性を良くする為には?
絶対的に敬意を持った言い方や伝え方が大切だと思います。
僕自身の経験で、言い方がキツイと言われた事もあるし、誰かの言い方がキツイと感じたりした事もあります。
1人1人が言い方や伝え方に気を付けるだけでも、関係性が良くなり一緒に働く仲間が気持ち良く働けるようになると思います。
実際に自分が何かを言う時は、その前に一度考えることにしています。
これを言ったら相手はどう思うかな?
どう伝えたら嫌な気持ちにならないかな?など、誰かに注意するのも、内容によっては人前で伝えることは避けています。
周囲に人がいるところで注意すれば、その人を傷つけてしまいかねないと思うからです。
注意する内容によって場所を変え、2人になったタイミングなどを見計らったりして
伝えるようにしています。
それから同じ言葉でも、口調や言い回しによって、伝わり方が正反対になってしまう
ということも考えられます。
それこそ僕との関係性やシチュエーションを考慮に入れ始めると、なかなか一概に「この言い方」と判断しきれない部分です。
そこで忘れていけないのは「敬意」を示す事だと思うのです。
相手に敬意を持っていなければ、ちょっとした発言でも気持ち良く届かないでしょうし、相手をしっかり敬うようにしていれば、多少踏み込んだ発言をしても許容される……
とは限りませんが、関係性が良くなる可能性は高まるはずです。
意見や考えは人それぞれですので、相手を否定するのではなく、
「自分はこう思うんだけど、どう?」といった言い方を工夫するのも必要だと考えています。
自分の知っている事を、後輩や年下に教える時にも丁寧な言葉づかいで、敬意をもって接する事を心がけています。
良い動きをしているなと思ったら素直に褒めたり、感謝を伝えたりするのも大切な事だと思います。
例えば
「お客様の反応良かったね~声がしっかり出ている証だね!」
「すれ違うお客様への丁寧な対応良かったよ!」
「素早いランプへのフォローありがとう!」と声をかけたり
自分達が見習うべき点があれば、周りにも伝わるようにして全員で褒め称えるようにしています。
そうすると、とても嬉しそうにしてくれるので、自分達も嬉しく思います。
まだまだスタッフとのコミュニケーション不足を感じたりなど、未熟な自分がいて日によって出来ていなかったりします。
けれども、この先に自分と働くスタッフが気持ち良く働けるように、まずは自分が良いお手本になれるように努力しないといけないと思います。
5年後、必ずみんなが気持ち良く働ける職場を作っていきたい。
『Pleasant Place ~気持ちのいい場所~』
そんな想いを曲名に込めました。
有楽グループ 砂川店
主任 森本 武