『Honest heart, Humble heart, Gratitude Heart』
素直な心、謙虚な心、感謝の心。
私が常日頃から意識している言葉です。
自分自身が見えてないと横柄な気持ちになり大切な事を忘れてしまいます。
人間一人では生きていけません。誰かの助け、支えがあって生きていけると思っています。
有楽という会社があって毎日遊びに来て下さるお客様がいるので、
ご飯を食べられて自分や大切な家族も守れて生きていけているのです。
僕は団塊ジュニア世代で就職氷河期時代でした。
ろくな学歴もなく、明日をどう生きていこうと途方に暮れていた頃、有楽に巡り合えました。
何の取り柄のない僕を正社員雇用して頂き役職にも就かせて頂きました。
社員旅行では色々な所へ連れて行って頂き良い思い出ばかりです。
嫁とも有楽で出会い結婚しました。
今でも有楽で働いてくれている働き者の嫁なので、毎日感謝しております。
下の娘も有楽でアルバイトをさせて頂いております。
親と同じところで働くという選択を、娘がするとは正直考えていませんでした。
娘が小学生低学年の頃、社員旅行で東京ディズニーランドに連れていって頂き、
行きの新幹線の中で本部長におもちゃを頂いたのですが、その時の娘の笑顔は今でも鮮明に思い出せます。
きっと娘には有楽にいい思い出とイメージが残っていたのでしょう。
人並みの生活が出来て家族も持てて本当に有楽には感謝しかありません。
有楽に入社して20年以上経ち子供も立派な大学生になりました。
20年の間に色々なお客様に出会い沢山の笑顔を頂きました。
有楽で働いて楽しいと思うことの一つが人との出会いです。
お客様と仲良くなれることは楽しいです。
「また打ちに来ちゃった」「今日はダメだった」と笑顔で声をかけてきてくれるお客様、
「こう見えても俺は昔、実業団駅伝の選手で全国色々な所を走ったんだよ」と昔話を聞かせてくれるお客様、
たくさん大当たりしているおばぁ様に「今日はすき焼きですね!」とお声がけすると、
「きゃはは、本当だわ!一番高い肉買わないかん」と笑顔で喜んでくれるお客様、
僕の顔を見て「あんた坂東玉三郎に似ているね〜」と毎回言ってくれるお客様。
私が出会う多くのお客様はきっと「有楽があってよかった」と思い通って来てくださっているのだと思います。
そんなお客様の為に感謝の心を持って日々の接客をしっかりと行い、
また快適に安心してご遊技して頂けるホール作りをして行きたいです。
しかし私の長い有楽人生の中ではこのようなお客様ばかりではなく、
私の対応のまずさでお客様に不快な思いをさせたり、誤解を招いて怒らせてしまったりした事もありました。
今思えば仕事に対する過信、慢心があったのだと思いますが、
同じ過ちが起こらない様に気を付けて日々仕事に取り組んでいます。
どんな時も素直な心、謙虚な心、感謝の心で真摯に対応し、信頼されるようにしていきたいです。
すべてのお客様から有楽があってよかったと思って頂けるように頑張ります。
有楽に入社して四半世紀が過ぎようとしています。
新しく有楽に入社してくる方は、親子ほどの年の離れた方々になってしまいました。
僕らの時代の風通しの良い組織つくりをする為のビジネスマンの必須スキル
【ほうれんそう】「報告、連絡、相談」という言葉に加えて、最近は【おひたし】という言葉が付いていると知りました。
「怒らない、否定しない、助ける、(必要であれば)指示をする」の頭文字で【おひたし】です。
なるほどと、目から鱗が落ちました。
勿論、僕はこの言葉を知る前から自分がやられて嫌な気分になった事もあったので、
年下のスタッフや新人アルバイトの方には優しく接してきたつもりでしたが、
間違ってなかったのだと少し自信をもてました。
ですが、行き過ぎた指導をしてしまう人も中にはいると思います。
怒られて委縮して否定され、やる気を無くしてやめてしまう人もいると思います。
僕はこういう時に「大丈夫だから、自信を持って出来るようになるから」と優しい言葉を掛けられるように、
いつも気を配れるようにこれからも意識していきたいです。
夢と希望を持って有楽に入社してきた方へ、少しでも手助けが出来るようにしていきたいです。
『Honest heart, Humble heart, Gratitude Heart』
素直な心、謙虚な心、感謝の心を常に意識して、
5年後も有楽に関わる全ての人に“有楽があって良かった”と思われるように、
今よりもハッピーが響き合う場所を作っていきたいと思います。
有楽グループ 衣浦店
主任 水野 潤