『Carry On! Carry Out!』
2020年は世の中にとって未知の脅威に遭遇し、大変な一年になりました。
特に飲食サービス業のダメージが深刻だと感じます。
人と接する職場環境の私たちがいるパチンコ業界も、多大なダメージを受けました。
以前のような活気は未だ戻らず、いつになったら元に戻るかと不安で一杯です。
あの時、今のような世の中になると誰が想像したでしょうか?
もちろん誰も想像出来なかったと思います。また望んでもなかったと思います。
ただ現状を見つめ直して、少しでも工夫し前向きに考え続けていたら、
将来的に良い方向へ向かってくれると信じて、日々の生活を送っています。
特に最近は、前向きで明るい考えを持ち続けて、
日々の行動を考えて工夫する事が重要だと感じます。
過去を忘れたい訳ではありませんが、
より明るい未来にするには、前向きな考えを持ち続けていなければいけません。
現在、有楽グループが取り組んでいる「ハッピーサイクルプロジェクト」には
コンセプト・ゴールというのがあり、有楽駅前店にもコンセプト・ゴールがあります。
考えて工夫する事は、駅前店のコンセプト「わくわく発見!研究所」の研究になります。
しかし突然考えて工夫するといっても、なかなかイメージが湧きませんよね。
まずは前向きな考えになるように取り組んでいく事が大切です。
前向きになるには、まず嫌な事や失敗した事を忘れない事が大切だと、自分は考えています。
嫌な事や失敗した事については、すぐに忘れたいし、思い出したくないですが、
失敗した時に思い返したら、「あの時そうしておけば良かった」と思った事があるはずです。
当然ですが、その時の失敗はもう成功に変えること出来ません。
ですが忘れず覚えている事で、次に同じ状況が訪れた際に回避し良い結果を出せるはずです。
成功、良い結果が出せれば、気持ちも上向きになり、より前向きな考えになります。
誰しも経験した事があると思いますが、「また同じ失敗をしているよ」
「この前も言ったよ」「教えたよね」などと、言われた事があるはずです。
自分も若かりし頃に何度もそう言われてきました。
この経験は自分が忘れている・覚えていない事が原因です。
覚えていたなら少なからず、回避もしくは良い結果を出そうと行動したはずです。
覚えていて失敗する事もあるかもしれませんが、そういう時でも前よりは良い結果を得られるはずです。
また覚えていても失敗したのには、別に原因があるように感じます。
その時に失敗の経験を思い出す事も必要ですが、覚えていても良い結果を出そうと
行動出来ていなかったのではないでしょうか?
覚えていて、考えて、それを行動に移せていたら、悪い方に絶対に向かなかったはずです。
忘れない事の重要性が理解出来たら、次に工夫して行動しなければなりません。
今自分達が働いている環境は、色々な人と接する事が多いのですが、
特に「働いているスタッフ」は人と関わる頻度が多いので、直接話すなどをして、
理解を深めておかなければ、誤解を招いたりします。
理解深めるといっても「直接話す」だけでなく、「行動で見せる」「感じてもらう」
といった具合に様々だと思います。
状況によって使い分けをしないと、上手く伝わりません。
休憩など行かれる際にお客様はスタッフに伝えてくれるのですが、
その伝え方が、ジェスチャーの場合があります。
前までは玉の交換をする際もジェスチャーをされる方が多かったので、
休憩と玉交換のジェスチャーが似ていた為、間違えて交換してしまった事がありました。
こういった失敗があると、「お客様の好みを覚えていれば」「相手の考えを理解していれば」
そういったところに気を付けていれば、失敗しなくて済んだかもしれません。
自分もお客様もそうなのですが、感じ方は人によって様々です。
ですので、相手の気持ちを理解した行動をする事が大切です。
お客様にとって快適で雰囲気の良い店舗は、
やって欲しい事を理解した接し方が少なからず出来ていている店舗だと思います。
そうした接し方をするには、お客様を覚えていないといけませんし、
求められている事を察知するスキルも必要になってきます。
様々な経験から、察知する事や相手の考えを理解した行動をする事などの
業務スキルを身に付けて、磨いていく事が工夫して行動する事だと思います。
勿論、実際に披露できなければ意味がありません。
有楽駅前店は、そういった「研究」をして披露する場所になります。
また良い事も失敗した事も新たな発見ですので、研究して、前向きに行動出来ていれば、
良い店舗が完成しているはずです。
私が奏でる想いの一曲は、過去を忘れないようにして、
新たな発見をして、日々考えて、研究して、良い店舗を完成させる為に、
日々前向きな考えを持って行動し続けていく事です。
有楽グループ 駅前店
次長 坂元 一明