『未来は今日から』
“5年後の理想のお店像”について
有楽グループの一員として何を考え、どのように行動していくのか?
明日、半年はたまた1年後のことでも想像力が乏しい私には
ボンヤリとしか見えてこない状況で5年後という更なる未来の理想という難題ですが、
想いの丈を綴りたいと思います。
『あくまで人が主役』最近CMで流れているキャッチコピーで
「未来を創っていくのも人なんです。」という言葉がとても耳に残りました。
ではパチンコ業界での主役は?と問われると人によっていろいろな意見があると思います。
パチンコ店の主役は“遊技台”と考える人もいると思いますし、
サービス業なので“サービスの質”が主役と考えることもあると思います。
ある業界雑誌での1ページに“遊技台”“接客”“雰囲気”“遊びやすさ”などの項目で
来店動機のアンケートがあり年齢や性別により差異はありますが
“遊技台”“遊びやすさ”が上位を占めており遊技台の選定や営業方針などが大事である
という結果で稼働貢献の主役となるのは間違いないと感じました。
ただ本当に主役は遊技台、遊びやすさだけなのか?
どのホールでも導入する機械は台数の違いはあるにせよそこまで変わりません。
最近では人気を博した高射幸性遊技機などが認定切れによりほぼ一斉に撤去され、
健康増進法の改正による禁煙化も間近。
来年早々旧基準機が全撤去となり厳しくなるハード面だけを主役と捉えていては
5年後という未来を考えることができないと思います。
その現状の中どこで差を見出し、遊技台とは別の主役を作り出せるかが
理想のお店像に近づく方法かと私は考えます。
有楽グループでは早くから“接客”に力を入れ、
ハッピーサイクルプロジェクトと銘打った人材育成プログラムを取り入れ、
サービスという付加価値を重視し営業しています。
そのサービスとは何か?を模索し、常にお客様の満足度を上げていく。
その為にはまず店舗で働くスタッフが働きやすい環境を整える。
働くことは楽しいばかりではなく辛く感じる時もあります。
その中で少しずつでもネガを潰していき働くスタッフが楽しいと思ってくれる時間を
増やすことによって新たなサービスが生まれ、結果お客様にフィードバックされる
といったハッピーサイクルを回していくことでサービスの質を主役に加え、
ソフト面の向上を図ることが5年後の理想のお店像に近づく最良の方法だと思います。
この考えの中心には“人”がいます。
サービスとは、形がなく目に見えないことを商品として提供することだと
考えていますので、完璧な答えはないと思います。
この無形財で答えがないということは何かをしたから正解、
アレをしたから失敗と簡単に割り切ることができず、
ましてや人対人の接客業ではさらに難しさが増すと思います。
しかし「失敗は成功のもと」という言葉があるように
行動したことが失敗だったという事柄に対して、何故ダメだったのかと考え反省し
改善点を探すことによって未来の成功に繋げることができます。
人のやることに絶対はありません。
失敗を恐れて行動しないでは何も始まりません。
闇雲では駄目ですが自身が良いと思ったことを今日、今すぐ行動に移せる人が増えれば、
その分サービスの質が向上していき理想のお店に近づくと思います。
その行動に移せる人を増やし、働きやすい環境を作り上げることが今の私の目標です。
何も思うことなく全ての事柄に満足して働いているスタッフは少ないと思います。
きっと、「もっとこうしたい」「こうだったら良いのにな」と色々なアイディアを持っていると思います。
その思いや考えを言いやすい雰囲気を作り、勇気をもって進言してくれた事に対して
早めに改善点などを示し、まずは自らが行動に移すよう心掛けています。
スタッフ自身の発信したことが全部では無いですが、
お店のルール作りや作業内容作りに少しでも加わってもらうこと。
そんな体験をしたスタッフが増えていけば「こんなこともやってみたい!」
「こっちのほうが良くならないかな?」と考える機会や自分発信の行動が多くなると
考えています。
“まずはやってみる”
明日、1年、5年後の未来は今日なにをしたかで変わっていきます。
店舗で働く全スタッフがこの“まずはやってみる”を胸に秘め日々の業務に取り組み、
失敗を恐れず行動に移し未来を作り上げることができるお店が私の理想像です。
有楽グループ 森岡店
次長 林 育広