『以心伝心 ~変化と進化、その先にあるもの~』
前回想いリレーを書いてから約4年半が経過していて、
凄く一瞬のように感じていて驚いています。
想い返すと4年半という期間にパチンコ業界にもさまざまな変化が起きました。
CR機・5号機からP機・6号機という台の変化や、パチンコ・スロットのパーソナルシステムの普及。
さらにはホール内の分煙化やコロナ禍によるマスク着用でのご遊技など、
お客様目線でも目まぐるしく状況が変化していき、
スタッフ目線でもホールの除菌作業にマスク着用での業務や、
人手不足の深刻化など4年半前には考えもしなかった出来事が起きていると思いました。
今回の想いリレーのテーマは
「ハッピーサイクルオーケストラの一員として、
5年後にもっといいお店を作るために奏でる曲はどんなタイトルですか?」です!
私はこのテーマに対して“変化・進化”という言葉が浮かびました。
大東店のハッピーサイクルプロジェクトのコンセプトは、『ときめき∞パズル』
パズルを組み立てるのに必要な物はピースであり、
ここでいうピースとは、私達スタッフや大東店に連なる物すべてが
有楽大東店というパズルを組み立てるためのピースです。
私は、10年以上前にも大東店に在籍していたことがあります。
その時はまだハピプロが始動する前でした。
再び転勤で1年ほど前から在籍することになり、
その時に大東店のコンセプト&ゴールのプレゼンを聞きました。
以前私が大東店に在籍していた事も、
大東店という∞(無限)のパズルを組み立てる為の大切な1ピースだよと聞き感動しました。
また当時私が在籍していた時とは全く違うお店の様に、変化し、
また∞(無限)に今も進化し続けています。
5年後の未来が、どの様になっているかは、想像するのは難しいですが、
お客様が安心してご来店することができ、笑顔が溢れるホール作りが出来たらと思います。
現在パチンコ店では、パーソナルシステムを導入しているお店が多く、
スタッフとお客様が接する場面が少しずつ減少していて、
近年ではセルフカウンターを設置しているお店も存在しています。
今のコロナ禍という状況で、人と人とが接触しないことが安全だと思いますし、
これからもパチンコ店の設備はまだまだ進化していくでしょう。
5年後にはもしかしたら、お客様が玉やコインに触る必要すら無くなっているかもしれません。
ですが、どんなに【変化】しても【進化】しても必ず人の手が必要な事があります。
トラブル対応や除菌作業・空台整備などは、
まだまだお客様とスタッフが関わり合う場面が多いと思いますし、
お客様とのコミュニケーションは特に、機械ではできないかけがえのないものです。
では、5年後の未来に笑顔溢れるホール作りをする為に何が必要なのか。
それを考えた時に、【以心伝心】という言葉が思い浮かびました。
このコロナ禍の中でマスク着用でのコミュニケーションや接客は、
お客様に表情の変化や言葉が伝わりにくいのが現状ですが、
ジェスチャーやアイコンタクト・状況把握により、
言葉を発しなくとも伝わる事が当たり前になっている事があります。
私自身まだまだ未熟者で、お客様の要望にお応えすることができない時もありますが、
一度対応させて頂いたお客様には二回目から先手のサービスができる事も増えていきます。
日々の経験などの積み重ねがとても大事だと思います。
またスタッフ同士のコミュニケーションや、情報交換もとても大事です。
お客様の要望にお応えする為に、情報をしっかりと共有していれば、
スタッフ全員が【以心伝心】できチームワークに繋がると思います。
やはり一人の力では限界がありますが、二人なら三人分の力が出せたり、
三人なら五人分の力が出せたりします。
【以心伝心】とは、
心の内で思っていることが、声に出さなくてもお互いに理解し合えることです。
以心伝心は、「心に似って心に伝える」と読み下します。
つまり、うわべだけの行動や言葉で表すのではなく、
何も口に出さなくとも相手の考えていることが理解でき、
そして相手のために行動するという心がけが大切であるという意味を表しています。
パチンコ店にどんなに新しい技術介入があって変化し進化しても、
人と人との関りが笑顔溢れるホール作りに繋がると思います。
そこには、必ずお客様とスタッフの笑顔がありハッピーサイクルがあると思います。
『以心伝心 ~変化と進化、その先にあるもの~』
これが私の「想いの一曲」です。
有楽グループ 大東店
主任 藤平 明