こんにちは!砂川情報局です。
先日、砂川店でのハピプロについて会議をする時間があったのですが、
その席で「いらっしゃいませ」を言うことについて話題に上がりました。
普段から当然のごとく「いらっしゃいませ」は日常的に発している言葉なのですが、
言う回数(頻度)や、声の大きさや声のトーンなどは人それぞれですし、
そして「いらっしゃいませ」に対する価値観もそれぞれだなーっと感じました。
そこで今回は、
「なぜお客様には『いらっしゃいませ』と言うのか?」という、
挨拶の目的について書いてみようと思います。
お店にいけば「いらっしゃいませ」と言われるのはもはや当たり前すぎて、
その理由について考えることなんてありません。
「何故それをしているのか?」というのを明確にして、
仲間で共有していく事はとても大切ですよね。
目的その①
【ご来店頂いた事への感謝を表現する】
お客様は数あるパチンコ店の中から、砂川店を選んでくださり、
ワザワザご来店くださっています。それは決して当たり前ではありません。
だから本当の「いらっしゃいませ」には「ありがとう」が込められているのです。
目的その②
【「気付いてますよ~」のサイン】
特に初めてご来店頂くお客様には、
「どんなお店なんだろう?ドキドキ」と思いながら来店される方もいると思います。
それなのにお店に入っても誰も何も言ってくれないと、
「あれ、私、気付いてもらっていない?」と不安や不快に感じられてしまいますよね。
ですから、「いらっしゃいませ」や開店時では「おはようございます」という挨拶をしているのです。
また、パチンコ店では防犯の意味合いもあります。
悪い事をしようとした人も従業員に顔を見られて、挨拶されたことにより戦意喪失してしまう。
この「いらっしゃいませ」をパチンコ業界に当てはめると、ゴト師対策に繋がります。
ここでポイントになるのは、どちらも“お客様の目を見て挨拶すること”です。
店内には他にもお客様がいらっしゃいます。
「自分に言っているな」と、
お客様に逆に気付いてもらえないといけません。
入口からお客様が入ってきたのに、
下を向いてお客様の顔を見ずに「いらっしゃいませ」と言っても、
声は聞こえるかもしれませんが、本当の意味では届きません。
お客様に「あ、自分に言ってくれているんだな。」と、
気付いてもらう為には、ピンポイントで相手に向かって声を届ける必要があります。
もちろん顔をみて挨拶すれば、こちらの顔はお客様から見えますから、笑顔も大切です(^^)/
目的その③
【活気(元気)の演出】
これは、私の願望かもしれませんが、
やはり「活気があるお店だな。」とお客様に思って頂きたいじゃないですか!!
活気がある!=スタッフが元気!
元気が無いと笑顔も出ませんし、お客様にも笑顔にできませんよね!
以上の3つを意識して「いらっしゃいませ」を言うようになると明確に違ってきます。
感謝の気持ちをもって声を出すと必ず言葉に優しさ(思いやり)が乗っかってきます。
相手に届けるためにはどのくらいのトーンがいいだろうか?
声の大きさは適切だろうか?
お客様に気付いてもらうには…といつも以上に考えながら挨拶するようになります。
声の大きさもトーンも表情も全部において正解はありません。
小さな声でも伝わればOKだし、大きな声でも伝わらなければ意味がありませんし、
逆にマイナスになってしまいますね。
ここまで、「いらっしゃいませ」について考えましたが、
そもそも「いらっしゃいませ」は返答を必要としない挨拶です。
敢えて答えるとすれば「どうも」くらいで、面と向かって言われると大抵の方は微笑んで目礼で終わりますwww
これでは、お客様とのコミュニケーションに繋がりませんね。
朝の開店時のお出迎えの挨拶は、
「いらっしゃいませ」よりも「おはようございます」の方がしっくりくるし、
お客様からも「おはよう」と挨拶をしてもらえて、その後の会話にもつながっていきます。
と言う事は、「いらっしゃいませ」の後ろに、
「こんにちは」や「こんばんは」を付け加えれば、
朝だけでなく、昼間でも夜でもお客様と仲良くなるきっかけを作る事が出来るのです!!
『いらっしゃいませ。こんにちは、今日は暑いですね。』
『いらっしゃいませ。こんにちは、今日は早いですね。』
と、どんどん挨拶が進化していくのです!!
「いらっしゃいませ、こんにちは」が一番いい挨拶だとは思っていません。
お店ごとに、その人ごとに違ってもいいと思いますし。
ただ、「いらっしゃいませ」とだけ言うよりは、
「こんにちは」をつけた方がお客様と会話に繋がりやすいと思います。
今回は「いらっしゃいませ」について本気で考えてみましたが、
意外と奥が深くて、楽しんで調べることが出来ました。
そして、機会があれば他の挨拶についても調べてみたいなと思いました。
砂川店にご来店される際は、私たちの挨拶にも注目してみてくださいね☆
記事担当:砂川店 浜崎