砂川情報局ファンの皆様こんにちは♪
令和になり早2カ月、砂川店は大学生アルバイトが増え、若さと活気に溢れております(笑)
元気いっぱいの爽やかな大学生アルバイト達なのですが、私は一つ気になる事があります!!
その気になる事とは、ズバリ!【言葉遣い】です!!
社会人として、正しく美しい言葉遣いができることは最低限のマナーです。
また、何気なく使っている敬語が、間違っているケースも考えられます。
そこで今回は、【言葉遣い】について、学んでいきましょう(^^♪
☆『ごめんなさい』『すみません』『申し訳ありません』
大学生アルバイトたちが、上司や先輩スタッフに「ごめんなさい。」と、言っている事があります。
一見、問題ないようですが、これは大きな問題です。
ビジネスの世界で、謝罪の意を表す言葉に「ごめんなさい」という言葉は使われません。
それぞれの言葉の意味の違いをまとめました!
① 『ごめんなさい』
「御免(=許しを乞う)」+「なさい(丁寧語)」=許してください
『ごめんなさい』は「許してください」という意味を持つ謝罪言葉です。
相手に対しての謝罪というより、自分本位での言葉になるため、ビジネスシーンでは不適切、という考え方ができます。
また、「ごめんなさい」はややカジュアルなニュアンスを持つ言葉です。
② 『すみません』
『すみません』は、相手に謝るとき、礼を言うとき、依頼をするときなどに使う言葉です。
ちょっとした謝罪の言葉として使いますが、少しだけカジュアルな、軽い印象を受けます。
③『申し訳ありません』
「申し訳(言い訳・弁明)」+「ありません(できません)」
つまり、「言い訳ができない」ということで、謝罪の言葉になります。
『申し訳ありません』は、重要・真剣な謝罪のシーンでは耳にする言葉ですね。
「すみません」よりも更に丁寧な印象を与えます。
☆『ご苦労様』『お疲れ様』
仕事が終わって帰宅する上司に、スタッフが「ご苦労様でした。」と挨拶していました。
折角、元気よく挨拶をしてくれたのに・・・惜しいwww
①『ご苦労様でした』
目上の者が、目下の人への労をねぎらって使う言葉。
元々は、自分に奉仕した相手に対し、「よくやってくれた」という上の立場からのねぎらいの言葉です。
②『お疲れ様でした』
相手の立場に関わらず、挨拶として利用できる言葉。
「たいへんお疲れでしょう。ゆっくりと体を休めてください。」という相手の苦労に対してのねぎらいの言葉です。
『お疲れ様でした』は、同じねぎらいの言葉でも目上、目下関係なく、相手をねぎらって言う言葉です。
☆『応対』『対応』
「お客様対応します。」や「トラブル応対します。」等、
仕事をしている中で『応対』や『対応』という言葉をよく使います。
どちらも同じ漢字を使用しますが、明確な意味の違いを理解して使い分けましょう。
①『応対』
広く相手(お客様)に対し、相手の立場や状況を察知し、受け答えをすることです。
“私達はお客様に支えられている” ことを意識し、お客様を最優先する言動で、
「応対」するように心掛けることが大切です。
電話や接客の場合はコチラを使用します。
②『対応』
相手(お客様)に対してこちらが主になり応じること。
対するというのは面と向かうことを意味します。
相手に対面し、要求や要請、依頼に応じて行動や処理を行うのが「対応」です。
当然相手の出方でこちらの行動が変わります。
苦情処理、災い、クレームなどの場合に使われます。
【まとめ】
ビジネスシーンでの謝罪言葉は、
×『ごめんなさい』
◯『すみません』
◎『申し訳ありません』
上司や目上の方には、
×『ご苦労様でした』
◯『お疲れ様でした』
『応対』=相手(大切な人・お客様)が主であり
「・・・させていただく」
『対応』=こちら側(自分・自店舗・自社)が主であり
「・・・してあげる(してやる)」
いかがでしたか??
他にも、気になる言葉遣いはありますが、今回はこれくらいにして。。。(笑)
自分の言葉遣いについて、「ひょっとして間違っているかもしれない。」、
たとえそう感じることがあっても、周りの人たちが同じように使っていれば、
「まあいいかな」と思って、特に直さないままにしてしまう事も少なくないようです。
でも、それが癖になり、大事な場面でうっかり使って恥をかいてしまう、ということもあるのです。
そうならないように、時々自分の言葉だけでなく、上司や他のスタッフと、
言葉の使い方を見直してみることも大事です。
言葉遣いは、普段から使っていないと身に付かず、急に使おうとしてもうまく話せないものです。
上司やスタッフ間だけでなく、お客様に対しても尊敬の気持ちを持って接していれば、
自然と丁寧な言葉遣いになるでしょう。
場面に応じて適切な言葉を使いこなせる社会人を目指しましょう(^^)/
記事担当:砂川店 浜崎