みなさんこんにちは☆今回の住吉情報局は矢野が担当します。
季節はすっかり春、花粉に桜、卒業に新生活、本来ならそんな言葉が並ぶはずですが、
世間はもっぱら『コロナウィルス』!あえてここでは触れないようにしますね。
突然ですが…この4コマ漫画をご存じでしょうか?
『100日後に死ぬワニ』:きくちゆうきさん 作
最近(この記事を書いている3月半ば時点)話題で気になっていたんですが、
これがたまらなく考えさせられる、深くてそして切ない作品なんです。
ゆるい動物キャラの何でもない4コマ漫画なんですけどね。
主人公のワニくんが100日後に死ぬことが読者だけに知らされていて、
そのことを知らない登場人物の何でもない普通の生活を描いているんです。
死ぬ日がだんだん近づいているのに、それを知らない主人公ワニくんの、
普通の日常を見させられた読者は何を考えるでしょう?
というのがこの作品のテーマなんですけど。
本当に何でもない意味のない日常の一場面だから、逆に意味が深い…。
こういう哲学的なこと好きかも?という自分に気がついた今日この頃です。
生きとし生けるすべての生物は、生きている時点で“致死率100%”なわけで、
そんな必ず迎える自分の“死”がいつかも分からず、
私も含めほとんどの人がそのことを意識もせず生きています。
その一方で重い病などでいつも死を意識しながら、“生きて”いる人もいるのは事実で。
誰にとっても明日が来る保証はない上で、今日をどう過ごすか?感慨深いもんです。
ここにひとつの資料があります、「あなたが明日死ぬ確率」。
これを見て愕然としますね。
例えば男性でいうと20歳ですでに100万分の1で明日死ぬかもしれない。
55歳の男性だったら10万の1ですよ?当然病死のリスクはあるんですけど。
比較対象で宝くじの確率はどうでしょうか?
例えば「2019年末ジャンボ」でいうと、
【1等:2000万分の1】【1等前後:1000万分の1】【2等:666万分の1】
みんな考えもしない「明日死ぬ確率」より、到底及ばない軌跡を追い求めるんですね。
最近、我が住吉店に来た新しい仲間をサラッと紹介します(笑)
富田さん(右)と保松くん(左)♪私よりもはるか年下の若いお二人です☆
そして最近我が住吉店を卒業した仲間をもっとサラッと紹介します(笑笑)
短い間でしたが一緒にがんばってくれた彼は、この春から新天地で活躍します。
そんな富田さんや保松くん、下岡くんとの出会いも含めて、
今の仲間と出会い一緒に仕事をしている確率ってどのくらいなんでしょうか?
毎日顔を合わすあの人との出会いの確率はどうなんでしょう?
確率的に奇跡の連続なんでしょうね。
ここで改めて周りの人に『ありがとう』と伝えたいと思います。なぜかって?
『ありがとう=有り難う』という言葉自体が軌跡を表しています。そして…、
『有り難う』の反対は『当たり前』なんですから。
明日死ぬ確率の方がずっと高いのに、そこにいるのが当たり前、
明日が来るのが当たり前、日常が当たり前と思っていませんか?
ワニくんを見て考えるきっかけになるのもいいかも知れません。
この記事の公開日のすぐ後に誕生日を迎える私です。
「この歳になると誕生日が嫌になってきますね~」なんて言ってる場合じゃないですよね。
私は無事誕生日を迎えられるのでしょうか?
記事担当:住吉店 矢野