皆様こんにちは。
今回の新田店情報局は、愛知県出身の藤井竜王ストーリーです。
2023年9月から10月にかけて、遂に藤井竜王の八大タイトル全冠制覇を掛けた対局が始まりました。
2023年度は六冠から始まり、6月に名人戦を勝ち抜け七冠へ。
そして前半戦は、自らが保持する王位、叡王、棋聖を防衛し、八冠最後の砦が!
・・・只今白熱中の「王座戦」五番勝負です。
現在まで第1局、2局を終え、1勝1敗と白熱しております。
今後の対局日程はご覧のとおりとなっています。
果たしてどちらが勝利するのでしょうか!?
藤井竜王にとって6年の歳月を重ねてやっと掴んだ王座戦五番勝負。
今回はプロデビュー以来の「藤井竜王の王座戦」を振り返ってみました。
『第66期 王座戦』
2016年10月にプロデビューとなった藤井当時四段は、2017年6月まで無敗の藤井フィーバーの29連勝!
王座戦はその後2017年8月から始まる一次予選から始まりました。
ここでも一次予選、二次予選を快調に突破し、1年目から王座戦挑戦者決定トーナメントに進出しております。
そして2018年7月6日に迎えた準決勝、相手は斎藤慎太郎当時七段!
斎藤慎太郎当時七段、この後に王座奪取しております。
『第67期 王座戦』
2年目の挑戦は、前期ベスト4により挑戦者決定トーナメントから出場。
トーナメント4連勝で挑戦権を獲得できるので再度注目が高まりました。
2019年6月3日に迎えた1回戦、相手は佐々木大地当時五段でした。
『第68期 王座戦』
3年目の挑戦は、二次予選からからの出場となりました。
あと1回勝てば挑戦者決定トーナメント出場となる二次予選決勝戦。
2020年6月10日に迎えた相手は、大橋貴洸六段でした。
『第69期 王座戦』
4年目の挑戦。
前期二次予選敗退でしたが、前年度に王位、棋聖の二冠奪取。
タイトル保持者の権利により挑戦者決定トーナメントから出場しました。
藤井二冠は更にこの時19連勝中で、藤井フィーバー再来中でした。
2021年5月6日に迎えた1回戦、相手は深浦康市九段でした。
深浦九段、20連勝をも阻止!!!
『第70期 王座戦』
5年目の挑戦。
前年度に王位、棋聖の防衛と、竜王、叡王、王将を奪取。
五冠となった藤井竜王は挑戦者決定トーナメントから出場しました。
2022年5月6日に迎えた1回戦、相手はこの人。
藤井キラーこと、大橋貴洸六段でした。
『第71期 王座戦』
6年目の挑戦。いよいよ今年度のお話しに戻ります。
棋王、名人を奪取し七冠となった藤井竜王、残すところは王座のみ。
挑戦者決定トーナメント、中川八段、村田六段、羽生九段を下し、2023年8月4日に迎えた挑戦者決定戦、相手は豊島将之九段。
今年度の名局賞候補!逆転に次ぐ逆転となった熾烈な対局を、最後は藤井竜王が制し、6年越しに王座挑戦権を獲得致しました!
藤井竜王の王座戦物語、いかがでしたでしょうか。
宜しければ、こちらの竜王戦物語もぜひご覧ください。
それでは今年度の藤井竜王の八冠も兼ねた『王座戦』五番勝負!!
皆様もぜひご注目ください。
記事担当:新田店 水谷