皆様こんにちは、新田情報局です。
もう6月、2023年も何だかんだで半分が過ぎようとしています。
この半年間だけでも、世の中では様々な出来事がありましたよね。
そして今回の記事がアップされる頃には、2023年度の新たなヒーローが誕生しているわけです。。。
んっ?何のことって??
それはもちろん、3歳限定の三冠GIレースの一つ、一生に一度の晴れ舞台ともいえる『日本ダービー』ですよ。
3歳世代の頂点を決める三冠クラシックレースとして、『皐月賞』『日本ダービー』『菊花賞』の3つがあり、
同一の馬がすべて勝つと“三冠馬”と呼ばれます。
また、この他に3歳牝馬限定で『桜花賞』『オークス』『秋華賞』があり、
これも同じ同一牝馬がすべて勝つと“牝馬三冠”と呼ばれます。
まだレース経験が浅い中で、走る距離も競馬場もレースごとに違うので、
それこそ1頭の馬が3レースすべてを勝利するという三冠達成をすることは、とてつもない偉業であり、
そもそも三冠レースに出走できるのは、約7千頭以上もいる同世代の中でほんの一握りなわけです。
ちなみに創立60年以上の中央競馬史上で“三冠馬”となったのは、昨年までで牡馬8頭、牝馬では6頭しかいません!!
果たして2023年度から新たな三冠馬が誕生するのか、ワクワク♪
さてさて、競馬ファンの方はご存知かと思いますが2023年4月22日、
ついに『京都競馬場』が新しく生まれ変わってオープンしましたね。
東京競馬場、阪神競馬場に勝るとも劣らない歴史的な名シーンや名馬を、過去に幾度となく生み出した競馬場は、
2025年の開設100周年記念を見据えて、馬場、厩舎、スタンドなど施設全体の整備が行われました。
皆様、競馬場って競馬が好きな方しか行かないと思っていませんか?
今回リニューアルした京都競馬場はもちろん、約1年前に新しく移転した名古屋競馬場など、
最近の競馬場は老若男女問わず、びっくりするぐらいカップルやお子様連れ、家族連れが普通に多くて、
もはや大きな公園というかテーマパークになりつつあります。
整備が行き届いているので衛生的で、馬とのふれあいイベント開催や、
競馬場によっては飲食店や大きなアスレチック施設もしっかりと完備されているので、
家族で出かけても一日のんびり過ごせてしまう程です。
とても公営ギャンブル場とは思えない環境、施設へと時代と共に変化していますね。
ところで、歴史ある京都競馬場で開催されてきた主なGIレースといえば『菊花賞』『秋華賞』『天皇賞春』ですが、
歴史的名馬たちが繰り広げた様々なドラマがありました。
ここからは、各レースから自分勝手に選んだ名勝負を1つずつ選んでみました♪
★『菊花賞』
ベストレースは、通算5度目の対決となる無敗の2冠馬“ミホノブルボン”の3冠達成を阻止、
のちにメジロマックイーンの天皇賞春3連覇も阻止した、
漆黒のステイヤー“ライスシャワー”の1992年『菊花賞』です。
ちなみに、淀を愛した“ライスシャワー”の石碑が建てられ、
人馬の無事をいつも見守りながら、京都競馬場に今もなお眠り続けています。
★『秋華賞』
ベストレースは、淀の坂での熾烈な接戦、2着馬との差わずか7cmで制し史上4頭目の三冠牝馬誕生、
のちに牡馬三冠馬、金色の暴君こと“オルフェーヴル”をも下して史上初の3歳牝馬でジャパンカップを制覇した、
英雄から生まれた女傑“ジェンティルドンナ”の2012年『秋華賞』です。
★『天皇賞春』
ベストレースは、史上2頭目の無敗の三冠馬として挑んだ一戦が、なんと単勝1.1倍!!
第3コーナーから最終コーナーにかけて大観衆の歓声と共に後方から先頭まで一気に捲り上げ、
鞍上のGOサインで他馬を寄せ付けない異次元の圧勝劇、
誰もが認める英雄“ディープインパクト”の2006年『天皇賞春』です。
本当は上記以外にも、“ナリタブライアン”“コントレイル”“ダイワスカーレット”“アーモンドアイ”“マヤノトップガン”
などなど、今もなお語り継がれる時代を彩った思い出の名馬たちによる素晴らしい勝負や感動が紹介しきれない程、
この京都競馬場から生まれました。
そして今後も生まれ変わった京都競馬場から、過去の名馬たちをも超える最強馬の誕生、
競馬史に残る名勝負が刻まれることを、胸を熱くしながら息子と一緒に楽しみたいと思います(笑)!
最後に、今年はキタサンブラック産駒、ドゥラメンテ産駒がいろんなレースで能力を開花させていますので、
この2つの産駒は抑えた方が、馬柱が多少物足らなくて人気がなければ期待値、妙味はあるかも?!
記事担当:新田店 小久江